第2066回 定期公演 Bプログラム
2026年6月5日(金) 開演 7:00pm [ 開場 6:20pm ]
サントリーホール

 

オネゲル/交響詩「夏の牧歌」
ベルリオーズ/歌曲集「夏の夜」 作品7
イベール/寄港地
ドビュッシー/交響詩「海」

 

指揮 ステファヌ・ドゥネーヴ
メゾ・ソプラノ ガエル・アルケーズ

 

オネゲルの夏の牧歌、大昔中学生のころ、秋山指揮の大フィル定期でこの曲が演奏されて、中学生にとってはなんてつまらない曲なんだと感じた記憶が残っています。現在聞いても正直あまり興味は沸かないのが残念です。

 

ベルリオーズの夏の歌、第1曲以外はどうも好きになれず、いつもぼんやり聞いてしまうのですが、アルケーズのさわやかな歌で、今回は集中して聞くことができました。アルケーズ、どこかで観たと思っていたら、先日BSで放送されていた山田和樹指揮のモンテカルロ歌劇場のスペインの時で主役を歌っていたと思い出しました。声量はそこまでありませんが、チャーミングなので一度舞台でも聞いたみたいものです。

 

後半はフランス音楽の名刺代わりのような名曲2曲。イベールの寄港地、ドゥネーヴが力業も使いながら大変活気のある演奏、諸兄諸姉の中には乱暴に聞こえた方もおられたようですが、私にはオケのコントロールが上手く、N響も乗った演奏だったと感じられました。そして、ドビュッシーの海、ちょっとした溜めがあれば、と思うところがありましたが、弦圧は強めでフランスぽい奏法ではないのですが、バランスが良いのと、ここぞというところ力点を明確に置くので、前に訴えてくるもんは十分あったかと思います。なんというか空気感とかキラキラしたものとかそういうものはあまりなかったのですが、単に機能的だけでない佳演であったのだと思います、では。