プロムナードコンサートNo.414
日時:2025年8月3日(日) 14:00開演(13:00開場)
場所:サントリーホール

指揮&ヴァイオリン/シュロモ・ミンツ

 

メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 op.64    

ハイドンVn協奏曲第1番 第2楽章
マーラー:アダージェット ~交響曲第5番より    
ベートーヴェン:交響曲第5番 ハ短調 op.67《運命》

 

ミンツとは懐かしい、90年代にDGへの多くの録音がありました。でも個性的を出すタイプではなっく、中庸で印象あまり贔屓にはしていませんでした。尚、18歳から指揮はしていたそうで、今回は40数年ぶりに都響との共演(前回はペーター・マークが指揮!)。ロシアから幼い時にイスラエルに移住し、テルアビブで学び、ニューヨークでディレイとスターンに師事してのし上った典型的なユダヤ人のヴァイオリニスト。プログラムは一寸変ですが、メンデとマーラーがユダヤ、ベト5はこれから時代を切り開く挑戦という意味であるとのことです。

 

冒頭のメンデルゾーンのコンチェルトは、緩いオケでヴァイオリンも高音は音程が不安定、中音では往年の響きもありましたが、解釈は中庸そのもので、これなら最近のセンスある若者ヴァイオリニストの方が良かったかも、、、。後日都響メンバーとピアソラとヴィヴァルディの四季のコンサートがあるそうですが、チケットとらずに良かったと変な安堵。アンコールは何故だかハイドンの1番から。ハイドンの協奏曲はチェロは大好きなのですが、どうもヴァイオリン協奏曲は、、、、、。あまり良い印象がないまま前半が終わりました。

 

後半はなぜかマーラー5番からアダージェット、最終部での盛り上げは、弦を唸らせながら良い部分はあったものの、そこまでは整理された環境音楽のよう。ベト5は、終楽章の最後の畳み掛けはそれなりに響いていましたが、第2楽章と第3楽章の表現が抑制的というか、実はここが聞かせどころだったりするのに勿体ない。都響はインバルとの運命がオールドスタイルながら激烈で、それでいながら各楽器のバランスも確りと考慮されていて大いに感動したのですが、どうも今日は。古典的に仕上げるなら徹底的にアンサンブルを整えて欲しいし、古楽的に演奏するのであれば、もっとアタックがないと。会場は盛り上がっていたので、小生のみの印象かもしれません、では。