2024年7月5日(金)19:00 東京オペラシティコンサートホール
タリス・スコラーズ
ピーター・フィリップス(指揮)
パレストリーナ:ミサ曲集 第9巻《主よ、われ御身に依り頼みたり》 -キリエ
モラレス:天の女王、喜びませ (レジーナ・チェリ)
パレストリーナ:ミサ曲集 第12巻《汝はペテロなり》 -グローリア
フェスタ:あなたは何にもまして美しい
カルパントラ:哀歌
パレストリーナ:ミサ曲集 第2巻《教皇マルチェルスのミサ》 -クレド
アレグリ:ミゼレーレ (神よ、われを憐れみたまえ)
パレストリーナ:ミサ曲《主よ、感謝を捧げます》より-サンクトゥス
ジョスカン・デ・プレ:万物の連なりを超えて
パレストリーナ:ミサ・ブレヴィス、 -アニュス・デイ
アンコール
パーセル 神よ私の願いを聞き給え
招聘会社がアレグロミュージックからテンポプリモに変更となったタリススコラーズ、5年振りの来日公演。変わらずの鉄壁のアンサンブル、これぞポリフォニー。このアンサンブルの代名詞となったアレグリのミゼレーレ、2階席にも配し、天国的な響きがホールに響きました。パレストリーナの素晴らしさを改めて再確認しましたが、フェスタという作曲家の、あなたは何にもまして美しい、何と美しい曲なのでしょう、初めて知った曲ですが、高音アンサンブルである種の甘美さもある名曲で新しい発見。驚くほどコンサートが短く感じられるほど充実したコンサートでした。やはりタリススコラーズは2年に一度は聴きたい。秋のジェズアルドシックスのコンサートも楽しみです(ラトル・バイエルン放送響のブラームスではなく、こちらを選びました)、では。