2024年6月7日 (金)19:00 開演
サントリーホール
指揮:大植英次
ホルン:信末碩才[首席奏者]

 

ベルク:管弦楽のための3つの小品 op.6

(リーア編曲による室内アンサンブル版/日本初演)
R.シュトラウス:ホルン協奏曲第2番 変ホ長調 AV132
ドヴォルジャーク:交響曲第7番 ニ短調 op.70 B.141

 

ラザレフ→カーチュン・ウォン→秋山→大植 と変更になった日フィル定期、土曜の定期会員ですが、18日(土)はデュトワを聴くため振替で17日(金)ということになりました。ベルクは間に合わず、席は2階LD2列でした。若き名手信末が難曲シュトラウス晩年の粋で演奏は超難しいホルン協奏曲2番を、第3楽章など流石でしたが、名手にしては珍しくミスも散見されたのが意外、どうしたのかしらむ。母校の後輩たちも沢山来ていたようで若い観客も多かったです。

 

メインはドヴォ7、大植節というか、ドロッとした解釈の演奏、OnとOffのデジタル的な音量操作と、その解釈でいささか閉口、しかし第4楽章だけは、その解釈が妙に面白く、珍爆演的に楽しみました。急遽の登板で時間があまりなかったのかもしれませんが、先日のN響定期での英雄の生涯の快演(FMにて聴きました)が帳消しになってしまったかも、では。