イザベル・ファウスト&アレクサンドル・メルニコフ
2021年1月27日(水) 19:00開演 全席指定 8,000円 

イザベル・ファウスト(ヴァイオリン)
アレクサンドル・メルニコフ(ピアノ)
【出演者・プログラム変更】
出演を予定していたトゥーニス・ファン・デァ・ズヴァールト(ホルン)は、14日間待機を前提に1月8日に来日を予定していましたが、新たな入国制限発表後に来日を早めることが叶わず、残念ながら出演を断念いたしました。ズヴァールトの出演を楽しみにされていた皆様には心よりお詫び申し上げます

 

シューマン:幻想小曲集 Op.73
バルトーク:ヴァイオリン・ソナタ 第2番 Sz76
シューマン:3つのロマンス Op.94
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ ヘ短調 Op.120-1

(クラリネットソナタ第2番)

シューマン:ヴァイオリン・ソナタ 第3番 イ短調より 第3楽章

 

昨日に続いてファウスト、メルニコフのコンビでの演奏です。当初は上記の通りトリオでの演奏会予定でしたが、ホルンのズヴァールトの入国が叶わず上記の通りのプログラムへ変更となりました。ブラームスのクラソナタ2番のヴァイオリン版を2夜連続で聴くことになるとは想像だにできませんでした(笑)。この曲はクラリネットの方が魅力的で古いウラッハやプリンツの演奏が印象的でしたが、ファウストのヴァイオリンで聴くと正にベーム式クラリネットの奏法が浮かんでくるような硬質の演奏でありました、これも良し。不覚ながらバルトークはうつらうつらとしてしまって覚えておりません(恥)。アンコールのシューマンヴァイオリンソナタ3番、これは珍しい。確か曲自体が複数の作曲での合作であったはずで、シューマンは第3楽章を担当しそれを演奏したのですから、初日と合わせると全集的な意味合いもあったのですね。帰宅して早速かつて良く聴いたカントロフ盤を引っ張り出して、この3番第3楽章を聴きなおしました。では。