2015年5月20日(水)サントリーホール

シューマン/「マンフレッド」序曲 作品115
メンデルスゾーン/ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 作品64
バッハ 無伴奏3番からガヴォット
ブラームス/交響曲 第2番 ニ長調 作品73

指揮:エド・デ・ワールト
ヴァイオリン:ギル・シャハム
NHK交響楽団

最近全然アップできておりません・・・
まずいまずい。
ということで直近から順番に。

今日はN響B定期へ。
割と多くの人が歓送迎会に出かけ、間髪入れずサントリーホールへ(笑)。

ジンマンが股関節の手術ということで、
代役はベテラン、デ・ワールトが登場。
むかしならワルベルク先生が駆けつけてくれたことでしょう(笑)

なかなか力強い音作りでN響も分厚く鳴っておりました。
特にチェロ、ヴィオラはかなり歌もありドラマもありと自在でした。
これはデ・ワールトの導きもあったでしょう。
この人は筋肉質の音楽作りが特徴ですが、
今日はその資質はありつつ、自然体のところもあってなかなかの充実した演奏でありました。

オーボエも調子良かったのに、ブラームスでズッコケルミスもありましたし、
あれっというトロンボーンミスもあったし、
ホルンのミスではないものの3番、4番が??だったけれども、
弦楽器の充実で許しましょう。

それしてもメンコンでのシャハム。
何という明るい音色、愉悦とスキルが一体となっていて
こんなに前のめりになってこの曲を聴いたのは初めてでした。
これは素晴らしい。
冒頭の一小節で観客を既にひきこんでいました。
シャハムは最近来日は多いですが、実演は初めて。
DGで活躍していた頃に比べると名前が出ていないような気もしていましたが、
これはこれは御見それ致しました。
アンコールのガヴォットがこれまたチャーミング。
鳴るヴァイオリンもやはり楽しいですね。

帰りはまたもや、はしご。
大きな餃子、おまけのシューマイ、ザーサイ麺、ビールと満腹でした。
(一度は溜池のあべちゃんに行ってみたいのですが、流石にあそこは一人では・・・)
では。