2015年5月3日(日)12:00 ~ Cホール
NO.242
J.S.バッハ:モテット「来たれ、イエスよ、来たれ」 BWV229
J.S.バッハ:モテット「イエス、わが喜び」 BWV227
J.S.バッハ:モテット「主に向かって新しき歌をうたえ」 BWV225
ローザンヌ声楽・器楽アンサンブル
ダニエル・ロイス (指揮)
17:45 ~ B7ホール
NO.225
ヒンデミット:主題と変奏「4つの気質」
ショスタコーヴィチ(バルシャイ編):室内交響曲 ハ短調 op.110a
(弦楽四重奏曲第8番から)
アンドレイ・コロベイニコフ (ピアノ)
オーヴェルニュ室内管弦楽団
ロベルト・フォレス・ヴェセス (指揮)
20:30 ~ Aホール
NO.216
J.S.バッハ:ヨハネ受難曲 BWV245
Marie Jaermann, soprano
Jean-Michel Fumas, contre-ténor
Tilman Liechdi, Evangéliste, arias, ténor
Farbice Hayoz, le Christ, baryton
Manuel Rebelo, Pilate, arias, baryton
ローザンヌ声楽・器楽アンサンブル
ミシェル・コルボ (指揮)
今年のLFJは2日間でした。
先ずは常連ローザンヌ声楽アンサンブルの演奏でバッハのモテット。
バッハの技巧が華やかではないけれども凝縮された曲だそうで、
合唱をされている方でも歌うだけなら受難曲よりも難しいそうです。
イエス、わが喜びは6曲あるモテットの内でもっとも有名で、
一時期テルツ少年合唱団に嵌っていた時に良く聴きました。
ローザンヌ声楽アンサンブルは均質を目指した合唱とは一線を画した団体で
極めてユニークな存在だと思います。
一人一人の声が聞こえてくるようで、それでいて合唱として完成しているのです。
過去に比べて精度が落ちているとの批判も少し聴きましたが、
合唱、歌としてのレベルは全く過去と遜色ないものと感じました。
そして次の公演の間に渋谷・東武で開催されていた
肉フェスティバルにどうしても行きたいというK氏に連れられて移動。
渋谷について真っ直ぐに東武8階催し物会場へ。
モクモク煙で周囲の店舗大迷惑状態(笑)
クレームなどもあるんだろうなと想像しながらギュウギュウ詰の会場へ。
アメリカから進出したステーキチェーンの熟成肉を購入して
地ビールを飲みながらパクパクと。
あ~、疲れた(笑)。
そそくさと会場を離れて渋谷タワーへ。
ここで1時間ほど滞在してペルトの合唱曲やカーゾン・セルのブラームスP1などを購入して
再び有楽町へ。
次はオーベルニュ室内管弦楽団のヒンデミットとショスタコ。
正直次のヨハネの繋ぎに購入したチケットで当日券もあったようですが、
これが大当たり、コンサートって不思議ですね。
ヒンデミットの4つの気質は、ピアノ協奏曲風の曲で
憂鬱質、多血質、粘液質、胆汁質というエっという表題でしたが、
面白く聴かせてもらいました。
ゴロベイニコフというピアニスト、なかなかの手練れでした。
そしてショスタコの室内交響曲、御存知バルシャイが
弦楽四重奏曲8番から弦楽アンサンブルに編曲したものですが、
極度の緊張感を強いる曲をヴェセス指揮のオーヴェルニュ室内管弦楽団が
極めてテンション高く演奏してくれました。
自分の名前のテーマをしつこく、ほんとしつこく多用したこの曲を
黒人の美しいコンサートミストレスがソロを非常に情熱的に且つ繊細に表現していました。
この指揮者も初めてですが、通常のシンフォニ0も効いてみたいですね。
あー充実。
普通ならここで帰宅ですが、
暫く時間があるので、銀座で熟成肉のステーキ350gを頂いてから
再び有楽町へ。
普通ならお腹一杯であの世へいざなわれてしまうところですが、
コルボ、今回唯一の公演のヨハネ受難曲ではその心配は無用でした。
エヴェンゲリストのリエシュディ(?)が完璧なまでに素晴らしい。
劇性、テクニックの完璧、あのAホールで声が響き渡っていました。
そしてヨハネ受難曲、81歳のコルボですが、
表情付けが多彩、そして後半ではテンポをグッと落としたりしながらも
最近の古楽演奏とは一線を画した人間味ある演奏を聴かせてくれました。
バスの二人は少し弱かったかな。
しかし、Aホールはやはり辛いのは事実。
せめてCホールで聴きたいというのが本音でした。
今年はこれほど数は聴きませんでしたが、
各公演は充実しており、そして満腹でありました。
来年は「自然」がテーマとのこと。
今年以上に抽象的ですが、どんな選曲になることやら。
では。
NO.242
J.S.バッハ:モテット「来たれ、イエスよ、来たれ」 BWV229
J.S.バッハ:モテット「イエス、わが喜び」 BWV227
J.S.バッハ:モテット「主に向かって新しき歌をうたえ」 BWV225
ローザンヌ声楽・器楽アンサンブル
ダニエル・ロイス (指揮)
17:45 ~ B7ホール
NO.225
ヒンデミット:主題と変奏「4つの気質」
ショスタコーヴィチ(バルシャイ編):室内交響曲 ハ短調 op.110a
(弦楽四重奏曲第8番から)
アンドレイ・コロベイニコフ (ピアノ)
オーヴェルニュ室内管弦楽団
ロベルト・フォレス・ヴェセス (指揮)
20:30 ~ Aホール
NO.216
J.S.バッハ:ヨハネ受難曲 BWV245
Marie Jaermann, soprano
Jean-Michel Fumas, contre-ténor
Tilman Liechdi, Evangéliste, arias, ténor
Farbice Hayoz, le Christ, baryton
Manuel Rebelo, Pilate, arias, baryton
ローザンヌ声楽・器楽アンサンブル
ミシェル・コルボ (指揮)
今年のLFJは2日間でした。
先ずは常連ローザンヌ声楽アンサンブルの演奏でバッハのモテット。
バッハの技巧が華やかではないけれども凝縮された曲だそうで、
合唱をされている方でも歌うだけなら受難曲よりも難しいそうです。
イエス、わが喜びは6曲あるモテットの内でもっとも有名で、
一時期テルツ少年合唱団に嵌っていた時に良く聴きました。
ローザンヌ声楽アンサンブルは均質を目指した合唱とは一線を画した団体で
極めてユニークな存在だと思います。
一人一人の声が聞こえてくるようで、それでいて合唱として完成しているのです。
過去に比べて精度が落ちているとの批判も少し聴きましたが、
合唱、歌としてのレベルは全く過去と遜色ないものと感じました。
そして次の公演の間に渋谷・東武で開催されていた
肉フェスティバルにどうしても行きたいというK氏に連れられて移動。
渋谷について真っ直ぐに東武8階催し物会場へ。
モクモク煙で周囲の店舗大迷惑状態(笑)
クレームなどもあるんだろうなと想像しながらギュウギュウ詰の会場へ。
アメリカから進出したステーキチェーンの熟成肉を購入して
地ビールを飲みながらパクパクと。
あ~、疲れた(笑)。
そそくさと会場を離れて渋谷タワーへ。
ここで1時間ほど滞在してペルトの合唱曲やカーゾン・セルのブラームスP1などを購入して
再び有楽町へ。
次はオーベルニュ室内管弦楽団のヒンデミットとショスタコ。
正直次のヨハネの繋ぎに購入したチケットで当日券もあったようですが、
これが大当たり、コンサートって不思議ですね。
ヒンデミットの4つの気質は、ピアノ協奏曲風の曲で
憂鬱質、多血質、粘液質、胆汁質というエっという表題でしたが、
面白く聴かせてもらいました。
ゴロベイニコフというピアニスト、なかなかの手練れでした。
そしてショスタコの室内交響曲、御存知バルシャイが
弦楽四重奏曲8番から弦楽アンサンブルに編曲したものですが、
極度の緊張感を強いる曲をヴェセス指揮のオーヴェルニュ室内管弦楽団が
極めてテンション高く演奏してくれました。
自分の名前のテーマをしつこく、ほんとしつこく多用したこの曲を
黒人の美しいコンサートミストレスがソロを非常に情熱的に且つ繊細に表現していました。
この指揮者も初めてですが、通常のシンフォニ0も効いてみたいですね。
あー充実。
普通ならここで帰宅ですが、
暫く時間があるので、銀座で熟成肉のステーキ350gを頂いてから
再び有楽町へ。
普通ならお腹一杯であの世へいざなわれてしまうところですが、
コルボ、今回唯一の公演のヨハネ受難曲ではその心配は無用でした。
エヴェンゲリストのリエシュディ(?)が完璧なまでに素晴らしい。
劇性、テクニックの完璧、あのAホールで声が響き渡っていました。
そしてヨハネ受難曲、81歳のコルボですが、
表情付けが多彩、そして後半ではテンポをグッと落としたりしながらも
最近の古楽演奏とは一線を画した人間味ある演奏を聴かせてくれました。
バスの二人は少し弱かったかな。
しかし、Aホールはやはり辛いのは事実。
せめてCホールで聴きたいというのが本音でした。
今年はこれほど数は聴きませんでしたが、
各公演は充実しており、そして満腹でありました。
来年は「自然」がテーマとのこと。
今年以上に抽象的ですが、どんな選曲になることやら。
では。