3月15日(日)14:00開演 会場:サントリーホール

#537 定期演奏会
<当日券・学生券・後半半額券あり>

■プログラム
モーツァルト作曲 交響曲第39番変ホ長調K.543
モーツァルト作曲 交響曲第40番ト短調K.550
モーツァルト作曲 交響曲第41番ハ長調K.551『ジュピター』

■出演者
指揮:ハルトムート・ヘンヒェン
新日本フィルハーモニー交響楽団

ドイツの名匠ヘンヒェンが新日本フィルに客演して
モーツァルトの最後の3交響曲を披露。

数年前の日フィルに客演して見事なシューベルトを聴かせてくれて、
その後も楽しみにしていたのですが、昨年の読響の客演は都合が合わず、
しかし、新日フィルが招聘してくれました。

何か特別なことは殆どしないのですが、
オケからコシのある音、特に弦楽器から引出していました。
以前の日フィルからも同様でしたから、
何かオケにやる気をおこさせるものをこの人は持っているのでしょうね。

39番は序奏から堂々としていますが、テンポは速めですっきり。
モーツァルトの交響曲で最も好きな曲なのでが、
やはり良い曲だなと素直に感じることができる音楽作りでした。

管楽器を強調することもないのだけれども、
絶妙なバランスですべての音が聞こえてくる。
そう言えば、この人のマーラーの録音も各楽器が良く聞こえてきますね。

40番では少しテンポ変化もありましたが、
41番も含めて基本スタンスは39番と同様。

彼は来シーズンも新日フィルに客演して、今度はブラームスを演奏する予定ですが、
こちらも楽しみですね。

では。