日時2015年2月21日(土) 15:00 開演
サントリーホール
ドビュッシー : 牧神の午後への前奏曲
サン=サーンス : ヴァイオリン協奏曲第3番 ロ短調 op.61
ムソルグスキー : 組曲『展覧会の絵』(ラヴェル編曲)
アンコール ビゼー カルメンより第3幕、第1幕への前奏曲
指揮トゥガン・ソヒエフ
ヴァイオリン:ルノー・カプソン
トゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団
料金S15,000 A12,000 B9,000 C7,000 D5,000
いつの間にか市立管弦楽団ではなく、国立になっていたのですね。
最近の追っかけ対象になっているソヒエフの指揮で
いかにも、のプログラム(笑)を聴いてきました。
昔はトゥールーズ管と言えば名匠プラッソンの指揮での
マスネのオペラだとか、マニャールの交響曲がなかなか聴けない曲の
録音が有名でありましたが、雰因気があるオケだが決して洗練された
オケではありませんでした。
しかし、今日の音は透明感・艶の両方があり、
金管の強奏はするけれども決してうるさくならない響きなど
ここまで上手くなっているのか、と感心しました。
アインアッツがバラっとなるなど、ハハハとなるところはありましたが、
牧神の午後の見事なフルートソロ、柔らかい弦、
サン・サーンスのヴァイオリン協奏曲3では
カプソンの鮮やかな演奏(音が大きい!テカっている!!)、
そして展覧会の絵でのキラキラした響き、
いやいや見事でありました。
やはりソヒエフは良いですね。
今年は11月にベルリン・ドイツ交響楽団と、来年1月はN響との共演が予定されています。
これは聴かないと!!