日時2015年02月14日(土) 14時開演 東京文化会館 小ホール
2:00p.m. Saturday, February 14 Tokyo Bunka Kaikan Recital Hall
出演者コンスタンチン・リフシッツ
Konstantin Lifschitz (ピアノ/ Piano)

J.S.バッハ:インベンションとシンフォニアBWV772-801
J.S.: Inventions and Sinfonias, BWV 772-801

J.S.バッハ:4つのデュエット BWV802-805
J.S :Four Duets

J.S.バッハ:音楽の捧げ物 BWV1079
J.S.: Musical Offering, BWV 1079


意思の明確なバッハ演奏、タッチは明確で時には荒々しい位。
全て暗譜で弾き切りました。

特に印象的だったのが、マイナーな4つのデュエット、何と前衛的な響き。
バッハも晩年近くになってくると様々な作品を書いているのですね。
自分でもおっと前のめりになったのがわかりました。
そして、フーガの技法と並んで好きな音楽の捧げ物。
フリードリヒ大王の主題による様々な形態の音楽。
高名なリヒターの演奏ではヴァイオリンやフルートなどの組み合わせですが、
ここは当然のことながらピアノ独奏。
途中で曲を勘違いして引き直したところはありましたが、
恐るべき集中力で大きなそして(良い意味で)熱のあるバッハを奏でていました。

ヤルヴィの革命か悩んだのですが、これはリフシックを選択して正解だったと。
バレンタインの日にバッハ、いやはや・・・・。

では。