エンリコ・オノフリ バロック・ヴァイオリン リサイタル
《趣味の混淆(こんこう / Les Goûts-Réunis》
共演:杉田せつ子(バロック・ヴァイオリン) 桒形亜樹子(ハープシコード&オルガン)

日時:2014年6月7日(土) 開場:16:15 開演:17:00
於:上野学園 石橋メモリアルホール http://www.ishibashimemorial.com/

主催:日音、チパンゴ・コンソート
共催:上野学園 石橋メモリアルホール
後援:日本イタリア古楽協会
お問い合わせ:チパンゴ・コンソート 080-3087-1805

……………演奏曲目……………………………
François Couperin(1668-1733)
Les Goûts-Réunis ou Nouveaux Concerts, Quatorzième Concert
フランソワ・クープラン  
「趣味の混淆(融合)または新コンセール集」より

Antonio Vivaldi (1678-1741)
Trio Sonata in D minor, RV 63 “La Folia”
アントニオ・ヴィヴァルディ 
トリオ・ソナタ ニ短調 RV.63 「ラ・フォリア」

Georg Philipp Telemann (1681-1767)
Gulliver Suite, for two violins, TWV 40:108
ゲオルク・フィリップ・テレマン
二つのヴァイオリンのためのガリヴァー組曲 TWV 40:108

Arcangelo Corelli (1653-1713)
Sonata in D minor Op.5-7 & Sonata in F major Op.5-10
アルカンジェロ・コレッリ 
ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタニ短調 Op5-7 & ソナタ ヘ長調 Op.5-10

Heinrich Ignaz Franz von Biber (1644-1704)
Partia VI from Harmonia Artificiosa et Ariosa
ハンリッヒ・イグナツ・フランツ・フォン・ビーバー
技巧的な和声とアリオーソよりパルティータ第6番

Johann Sebastian Bach(1685-1750)
Toccata and Fugue D minor BWV565
ヨハン・セバスティアン・バッハ
トッカータとフーガ ニ短調 BWV565 
(エンリコ・オノフリ編曲 ヴァイオリン独奏版)

Jean-Marie Leclair (1697-1764)
Sonata for two Violins in E minor Op.3-5
ジャン・マリー・ルクレール
二つのヴァイオリンのためのソナタ ホ短調 Op.3-5

François Couperin (1668-1733)
4ème livre de clavecin,
フランソワ・クープラン
クラヴサン曲集第4巻より
Carl Philipp Emanuel Bach (1714-1788)
Sanguineus and Melancholicus

カール・フィリップ・エマニュエル・バッハ
陽気な人と憂鬱な人

初台から慌てて上野へ。
市ヶ谷、秋葉原で乗り換え。
発売日に確保したチケットがあったのですが、
同行予定者がどうしても行けず、2席を一人で使うことに。
勿体ない。。。。

しかしオノフリ、この古楽器を使ってあの艶やかな音。
驚異的なテクニック、感嘆しかありません。
先日のクイケンと正に真反対!

鮮やかなボーイングはそれだけで芸術的ですが、
あの整然としたトリルが末梢神経を擽られます。

今日の演奏ではヴィヴァルディのラ・フォリア、
ビーバーのパルティータ、エマニュエル・バッハの演奏に特に感銘を受けました。

そうそう、バッハのトッカータとフーガでは
途中でガット弦が切れるハプニング。
5分程中断し、フーガから演奏を再開しました。
この曲はバッハ作曲か疑問を持たれている曲だそうですね。
そんなこと関係なくスゴイ引力を持った曲だなと改めて感じた次第です。
そう言えば、今日のシティフィルでもコンマスの弦が切れていました。

アンコールはラモーとヴィヴァルディ。
鮮やかに終了しました。
オノフリ、是非来年も来日を!!

今日はコンサートに来られていたY夫妻と夕食を。
上野の入谷口の方はあまり店を知らないので、
チェーン店でしょうか?鳥元というお店へ。
控え目に飲んで帰宅しました。

では。