マーラー / 交響曲 第9番 ニ長調
指揮|ヘルベルト・ブロムシュテット
管弦楽 NHK交響楽団
第1670回定期公演 NHKホール
昨晩、Gustavさんのブログを観て
どうしても行きたくなって当日券を購入して聴いてきました。
15時開演で14時15分に着いたのですが、
いつもは余っているE席(自由席)が既に売り切れ。
何とかD席3階C4列の席を確保できました。
その後も当日券は長蛇の列で全ての席種が略売り切れたのではないでしょうか?
会場も何とも言えない雰因気で、
あの加齢臭漂う気配はなく(失礼!)、
意外に若い女性も多くいたりといつもと違う感じです。
いや~、痺れました。
マーラーの9番で生の演奏でここまで感動したのは初めてです。
一切緊張が途切れることがありませんでした。
第1楽章のテンポの速さはこれまで聴いたことがありませんが、
全く性急さはなく丁寧にテンポを無駄に動かすことなく
過度な思い入れは排した音楽的な演奏。
それに最初のハープ、そして弦が入ってきた時の美しさ、N響やるな!
ホルンも素晴らしい演奏、特にソロの多いM氏は少し外すことはあったものの
それは枝葉のことで大変素晴らしい演奏でした。
第2楽章はこれまで聴いた録音を含めて最高の演奏。
この角笛的な音楽が実に生き生きと描かれます。
それに打楽器のセンスのあること。
特にシンバルのセンスの良さには賛辞を送りたいと思います。
第3楽章は冒頭は意外にテンポが遅く、オヤっと思いましたが、
騒がしくなりがちなこの楽章を見事に纏めました。
第4楽章も白眉の演奏でブロム翁はタクトを指揮台においての指揮です。
この楽章を聴いている内に徐々に身体が熱くなってきました。
何という緊張感!音楽性!そしてN響の素晴らしい燃え方。
ブロムシュテットとの数多い共演でも特筆すべきものになったのではないでしょうか?
第3楽章が終わり1人拍手したことと、
第4楽章の終わりでブロム翁がまだ手を下ろしていないのに拍手を始めた人がいた
ことは痛恨でしたが、これだけ巣晴らし演奏であればガマンしましょう。
(昨日は静寂の後、盛大な拍手があったそうです。
ひょっとしたら昨日の方が演奏が良かったのかもしれませんが、
今日の演奏は最高でした。
いや~、これだからコンサート通いは止められね~。