2010年10月 アラベラ

(演出アルロー、指揮シルマー、カウネ、ラスムッセンほか)

2010年11月 フィガロ

(演出ホモキ、指揮ギュットラー、レガッツォ、パパタナシュ、ヴィノグラードフほか)

2010年11月 アンドレア・シェニエ

(演出アルロー、指揮シャスラン、アガフォノフ、ファンティーニ、ガザーレほか)

2010年12月~1月 トリスタンとイゾルデ

(演出マクヴィガー、指揮大野、グールド、テオリン、イェンティンスほか)

2011年1月 夕鶴

(演出栗山、指揮高関、釜洞、腰越ほか)

2011年2月 椿姫

(演出ロンコーニ、指揮広上、チョーフィ、ウーキュン・キム、ガッロほか)

2011年3月 マノン・レスコー

(演出デフロ、指揮フリッツァ、ヴァッシレヴァ、ボルタほか)

2011年4月 薔薇の騎士

(演出ミラー、指揮アルミンク、ニールント、ハウラータ、シンドラム、バーマンほか)

2011年5月~6月 コジ

(演出ミキエレット、指揮カリニャーニ、サムイル、ピーニほか)

2011年6月 蝶々夫人

(演出栗山、指揮アベル、オポライス、トドロヴィッチほか)


新国のラインナップが発表されました。

演目という意味で若杉時代のアグレッシブなものがなくチョット残念。

予算も削られる中で大変とは思いますが・・・・・。

また夕鶴とは・・・・ええ加減にしてもらいたいです(怒)。


衆目一致で目玉は年末年始のトリスタンでしょう。

グールドのロールデビュー、テオリンの強声、そして大野のトリスタン。

マクヴィガーの演出もどうなるのか非常に楽しみです。

5公演の内、2公演は確実に聴きに行くと思います。


残念なのは薔薇の騎士、何で指揮がアルミンクなの・・・。

彼は悪くないけど、蒸留水のような音楽作りなので

薔薇の騎士はダメなのに・・(新日フィルの演奏会形式ではガッカリでした)。

ニールントが元帥夫人なので聴くのは確実ですが・・・

裏切って欲しいですね。


後はシェニエとマノン・レスコーが楽しみ。

シェニエは前回の公演がかなり楽しめました。

幕切れの効果音は余計でしたが(笑)

欧州楽壇で頭角をあらわしているシャスランの指揮振りにも注目です。

そして私の愛しのオペラ、マノン・レスコー。

まずは指揮がフリッツァなのが嬉しいのです。

彼の音作りは恐らくこのオペラと相性ピッタリでしょう。

あの冒頭からの弾ける音楽!本当に楽しみです。


オープニングのアラベラは前回若杉が素晴らしい演奏を行いましたね。

あの時は最前列で聴いたのですが、

歌手はイマイチだったものの、

若杉の小気味の良いテンポ感を近くで感じることができたのを記憶しています。

シルマーは西部の娘の演奏が素晴らしかった!

あの難曲をあそこまで仕上げるとは。

4月にはパルジファルですが、このアラベラも注目したいと思います。


フィガロは演出が難、椿姫はロンコーニの演出が残念ながら凡庸ですが、

チョーフィやガッロそして個人的に注目しているウーキュン・キムが楽しみです。

コジは多くのファンがいるオペラですが、私はあまり好きでなく・・

蝶々さんはまたか、という印象です。


尾高が監督なのだからブリテンとか入るかと思えば肩透かし。

他にもバロックオペラを入れるとかなんとかならなかったのですかね~。

中劇場でモンテヴェルディ3大オペラ一挙上演とか・・・無理か(笑)