東京芸術劇場 14:00 ~


フジコ・ヘミング

ラルベッジャータ

フィリップ・ジャルスキー


プログラム詳細はHPでも記載がなく、そのまま池袋へ。

蓋を開けてみると以下の曲目。


第1部

ジャルスキー&ラルベッジャータ

45分程度で、1日の曲目の抜粋。

しかもモンテヴェルディはSi dolce ~ を除きバッサリ削除・・・(涙)

フジコ目当てのお客さんも相応にいた様子で、

何がはじまったのという雰因気が一部に流れてそれはそれで笑いました。


第2部

ジャルスキー&フジコ

詩人の恋から10曲程。

残念ながら態々ジャルスキーが歌うほどのことではないような・・・・

当然声域にも限界がある訳でオクターブ下に飛んだりしながら苦心して歌っている様子。

アンコールは 牢獄にて 。

まあ、そんなもんだわね、と言う感じでした。

ジャルスキーは終わり、フジコのソロ。

シューベルトの即興曲、別れの曲、テンペストから第3楽章、ラ・カンパネッラ。

疲れた様子でアンコール2曲を最初に予告。

主よ人の望みの喜びよ、月の光。

語り上手なピアノではありましたが、・・・正直言えばそうですか、で終わってしまったというところです。


まず東京芸術劇場はジャルスキーやラルベッジャータの作る音楽に対して広すぎます。

これでは全く感興も伝わってきません。

(最初から判るだろう、というご意見が伝わってきそうです・・・)

12,000円のS席をディスカウントで6,000円で購入したのですが、

これが本当にS席という2階の奥席。。。


ひょっとして、という期待があったのですが、

見事にダメでした。

でも、今回は自分がダメでしたね。

気を取り直して5日の王子ホールで楽しみたいと思います。