ウェーバー / 歌劇「オイリアンテ」序曲
エルガー / チェロ協奏曲 ホ短調 作品85
ショスタコーヴィチ / 交響曲 第5番 ニ短調 作品47
指揮|イオン・マリン
チェロ|アントニオ・メネゼス
やっと仕事が一段落。
3月から続いた長い道が少しおさまったので早速コンサートへ。
2月のチョンミョンフン以来でN響も久しぶりに聴きます。
イオン・マリンと言えば、
室内管弦楽団を振りながら
ベルカント系のオペラの録音で記憶がありますが、
正直印象はあまりありませんでした。
ウィーンとかいくつかの歌劇場で振っているのは
歌劇場のスケジュールなんか見たので知ってはいました。
印象は雑なところもあるけど、
単なるルーティンな仕事ではないので、
意外に面白い指揮者だなという感じです。
ルーマニア出身のようですが、
ロシアも含めた東欧系の指揮者の指揮振りは何か共通した特徴がありますね。
何か偉そうというか・・・ちょっと笑ってしまいそうになります。
見た感じはムーティとシモノフを混ぜた感じというか、
音楽は完全にシモノフ系でした。
オイリアンテはまあ音に芯があってなかなか楽しめました。
エルガーのチェロ協奏曲は好きな曲なのですが、
仕事の帰りに聴きに行くと殆どのケース寝てしまうんですよね。
メネセスの演奏が良かっただけに、自分が情けないです。
(アンコールのバッハ無伴奏・・曲名は忘れました)
マリンはあまりこの曲は振ったことがなさそうな指揮振りでした。
ショスタコの革命は締めるところは決まっていて、
N響も締まった音を出していましたが、
どうもアインザッツが揃わないのと、
ヴァイオリンソロ、フルートソロが弱くて残念でした。
第2楽章は結構テンポを変えて(特に最後)、
皮肉な感じを上手く出していたのは他の指揮者で聴いたことがなく秀逸でした。
ひょっとしたら爆演系の色物指揮者になる可能性もありますが、
次も聴いてみようと思いました。
現在のN響はパーカッションが素晴らしいですね。
この日もティンパニーは最高の音を出していました。
それとコントラバスやヴィオラのパートも充実しています。
それに比べ、ちょっと木管が過去に比べて弱くなっているのと、
トランペットは相変わらずという感じですね。
頑張れ、N響。