東海の霊場巡り14(間々観音~貞照寺 後編) | 50代親父の無為な日々

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変わり映えの無い50代の日乗とお寺巡り、モノづくりと外出の記録

(続き)

ようやく嫁さん念願の貞照寺に着いた。まずは山門の仁王さんと本堂。

 

 

本堂へ行く前に貞奴さんの墓参り。

 

本堂の有名なレリーフだが・・・

貞奴さんが人生の困難を迎える毎に不動明王が現れ窮地を脱するという、いくつかの寓話が絵でなくて木彫レリーフになっていること自体すごいことなのだが、ダムまでリアルに彫ってあるのに驚く。つまりダム建設は現代の奇跡、そしてここは貞奴さんのお寺なんだな、と実感。

本堂の中へ入り、本尊の不動明王のお姿を・・・実物はちょっと見辛いかな。

あの南木曾が由来の不動さんです。

 

諸芸上達のお寺だけあって、有名芸能人の方々のお名前が堂内にずらっと並ぶ。

 

最後に貞奴縁起館だが、普段は施錠されているようで、ご住職がこれから「御祈祷」があるから終わったら開けますね、とのこと。聞けばお一人で切り盛りされているらしい。

 

お忙しそうなので、後程伺いますと返事をして寺の前にあるサクラヒルズ川上別荘へ。

サクラテーブルで軽いランチ・・・人気ある場所だし予約なしで大丈夫かねェ、と思ったら、嫁さんが「行くだけ行って、ダメならいいじゃん」って、えらく積極的⇒嫁さんの本命とわかる。

お寺じゃなかったのねΣ( ̄ロ ̄lll)ガーン・・・・・行ってみるとあっさり「大丈夫ですよ」って。

お客さんは上品そうなお嬢さん、お姉さん、ご婦人方+若いカップルばかりでおっさんはおらず、場違いかと一瞬不安になる。

 

店内はすっきり、天井からドライフラワーで女性が好みそうな雰囲気。そこはかとなくセレブ感でてるし・・・

 

フルーツサンドと厚焼き玉子サンド、それにティラミスと壺焼きいもキャラメルナッツを注文。

 

甘いもの多すぎかな、と思ったが、厚焼きとフルーツ半分ずつにしたらいい感じ。厚焼き玉子が本当に厚くて生姜が効いて旨い。有り体に言って大満足であった。

 

あとは貞照寺へ戻るだけであるが、その前に象さん達に会いに行く。

この建物、旧後藤別荘はかつて廃墟として有名で、取り壊されて部材がどこかに保管されているのは知っていたが、その後近くのサクラヒルズという結婚式場の敷地内に再建された、と偶然知ったのが10年程前。

 

廃墟時代から象さん達の存在は知っていたが、一緒に引っ越したとなればもう見に行くしかない。

というわけでようやくご対面。

 

アタシは象さん達の苦労を知ってるから感激して写真を撮っているが、事情を知らなければただの古い象(大正生まれ)である。嫁さん「暑いから車の中におるで好きなだけ撮れば~」と興味なし。

 

さて旧後藤別荘、結婚式場として活用され、生き残った。

こういう建物の空気感とか時間の重みのようなものは、高いお金をかけて(自称)高級ホテルを建てても決して真似できないものであろう。

本来はもっと豪奢な建物だったようだが、よくここまで再建したと思う。

 

貞照寺へ戻る。

ご住職、さらに別件の御祈祷が入り、暑いのに大忙しであった。

終わるまで待って、鍵を開けていただく。

 

縁起館は、それはもう立派な品々でありました。桃介記念館と違い写真不可だったので詳しくお伝え出来ないが、単に芸の凄さと暮らしの品のよさがわかるだけでなく、川上音二郎関係の収蔵があり、伊藤博文公の軸そして西園寺公望公の直筆入り笈摺など人脈の為せる品々もあり、見応えのある内容でありました。

 

貞照寺のご住職には暑い中大変お世話になり、ありがとうございました。おかげ様で大変充実した一日となりました。

(終)