霧ヶ峰へ行った (車山高原編)  | 50代親父の無為な日々

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変わり映えの無い50代の日乗とお寺巡り、モノづくりと外出の記録

8月10日より、つかの間の休みを頂いた。

ちょうど息子も帰って来たので、霧ヶ峰へ行くことに。

というわけで、思ったことを中心に書いてみる。

 

息子も白馬~栂池縦走や立山縦走くらいの経験はあるのだが、暑い山行はしたくないらしい。

嫁さんも去年の常念以来とあって、ハードなのは嫌、乗鞍レベルならいいって感じ。

 

日頃から鈴鹿をちょこちょこ歩いているので、たまにはお気楽トレッキングもいいかと思って、いろいろ考えてみる。

 

嫁さんは乗り物、食べることが好き、そして雰囲気ある山小屋・・・ならば車山高原リフトとコロボックルヒュッテの話をしたら、リフト代がもったいないので車山肩まで直接行けと。

そこで車山肩に8時に着くよう、朝4時30分出発した。天気予報は曇り・・・駐車場の混み具合だけが心配である。

 

チャプリンの前の駐車場に8時10分頃に到着、無料駐車場は平日なのに8割方埋まっていた。

よく見たらチャプンになっとるが、ええのかwww

もちろん正しくはチャプリンだが、この時間はコロボックルしか開いてないようだ。

で、みんなチャプリンの後ろへ登っていく。

 

そこにコロボックルヒュッテがある。約束通りボルシチとコーヒーを、と思ったら・・・!

 

ボルシチ11時半から13時半の限定やと!!!

これは残念であった。確かに朝からボルシチというのも?ではあるが・・・仕方がない。

行かれる方は気を付けてください。

 

気を取り直して、トーストと限定サンドを注文する。

これが実に大満足であった。トーストの厚みとお味だけではない。目の前のこの景色・・・

絶景、というものではない。しかし雲がモクモクと湧いて流れてゆくのを見ながらゆっくり朝食をいただいて、高原をゆるりと登るのだが・・・・・・登る前にこういうぜいたくな時間を過ごすのは初めてであった。

 

ヒュッテ内は山小屋らしくいい雰囲気で、玄関に立てかけた木製のスキーなどが当時を物語っているが、他のお客さんはほとんどが観光客で、登山という雰囲気はほぼない。

 

コロボックルヒュッテのことを知ったのは串田孫一の話が最初であるが、今ここを訪れる人たちの大半からすれば「誰それ?」ってなものだろうし、ビーナスラインの開通後はヒュッテを取り巻く環境も大きく変わったようである。

昔はさぞ静かな場所だったのだろう。観光客が落ち着いた季節にもう一度来てみたいと思う。

 

嫁さんはお土産にコースターを2つ買っていた。本当はオリジナルのコーヒーカップが欲しかったのだが「とうさん毎日コーヒー飲まないでしょ?」の一言で撃沈www

 

さて、買い物カゴの上にゴルフボールという不思議なレーダー施設のある車山山頂に向かう。花を見ながらゆっくり歩いて50分かかった。

レーダーだが、どうしてここにという違和感が無い。遠くからでもよく見えるので、山頂のモニュメントとして認知されてるのであろう。

だれも気にしてなかった二等www三角点(´・ω・`)ショボーン

 

それにしても雲が生まれる丘だな、ここは。

雲が多くて遠くは見えなかったが、日本アルプスと富士山まで見えるとのこと。

そして八ヶ岳のすそ野・・・なだらかに広がる溶岩地形もよくわかった。

 

この後、車山肩へおりてハイキング終了、午前11時であった。

これでは完全に消化不良である・・・しかし、実は来る途中で見つけておいたものがあった。

(続く)