白石麻衣×西野七瀬です!

七瀬目線です!

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「んぅ~・・・」


カーテンの隙間から日の光が漏れ出る

今日は一日オフで、ちょっと遅い時間に起きてからのんびり朝食をとる。
こんなゆっくりした朝は久しぶりかもしれない


ソファに座ってななはせっかくの休日をどうしようか考える。

本当はショッピングに行きたかってんけど、
今日は他のメンバーとオフが被っていなかった

一人で出かける気分でもなかった為
買い物は諦めた。


ちらっと時計を見ればまだ9時すぎだ。


ぼんやりなにをしようか考える。


そういえば新曲の振り付けが
まだ曖昧だった気がする。

・・・今のうちに練習しとこーかな


休日の予定が決まったとこで
レッスン時に使うバックに、ジャージや小物を入れる。


「行ってきます」


返事はないけどそう言って家を出た。


家からそう遠くないスタジオにやって来た


ロッカーでジャージに着替えてからレッスン部屋に入ると


「あ、なぁちゃん!」

「ん?まいやんもきとったん?」


レッスン部屋には先客がいた。


さっききたばかりなのか
柔軟をしていて、せっかくやしななも一緒にする。

いくつかのシングルを踊ったあと
新曲の練習に取り掛かった。

しばらく練習したあと、
体力のないななは息があがってしまい、
少し休憩することにした。


部屋の壁によりかかって、まだ練習しをしているまいやんを眺める。


「かっこいいなぁ・・・」

やっぱりダンスしているときのまいやんは
いつもより凛々しくてかっこいい。

いつもは中二男子みたいで、メンバーのムードメーカーだけど
ダンスのときはいつも真剣で一生懸命


じーっと見ていたからかまいやんが練習を止めてこっちを向く


「あ、ごめんな?集中できんやった?」

「ううん、別にそういうわけじゃないよ。
それに逆になぁちゃんが見ててくれた方がやる気出るし」


満面の笑みでそんなこと言われればななの心臓が速く動き出す。


さっきまで気にしてなかったのに
こうなってしまうとドキドキがおさまらない

ななは持っていたペットボトルを置いて
タオルで汗を拭いているまいやんに後ろから抱きつく。


「うわぁっ、どうしたの?」

「ん、なんとなくこうしたかってん、


・・・・・・だめ?」


「いいけど・・・汗臭いよ?」

「そんなことないで」

「・・・・・・なぁちゃん」


んー?と生返事をしながら
お腹にまわしてた腕をゆるめると、
まいやんがくるっと振り向いてななの頬にキスをした。


「っ//」

「なぁちゃんかわいー!」

あははっと無邪気に笑うまいやんにおさまりかけていた鼓動がまたバクバクと動く出した。


ななは真っ赤になった顔を、見られたくなくてまいやんに思い切り抱きついた。



ななはあなたにドキドキさせられっぱなしです。