カングー(RE-COULEUR グリブルー) KWK4M 代車 日常メンテナンス | アールブイランド・コンセプト

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Renaultカングー(KANGOO)のメンテナンス記録
アトリエカングー掲載のパーツ取付事例などを中心に
日々の整備業務をメカニックスタッフにてお届けしております

RENAULT カングー(RE-COULEUR グリブルー) KWK4M 

今回は代車のメンテナンス

欧州車ですからね

日々のメンテナンスは非常に重要でございます

 

代車とはいえ、お客様にご乗車いただくカングーになりますので

細かい部分もしっかりメンテナンスしていきます。

 

車検でお預かりする車両

在庫車両

大体同じ個所がダメになっていることも多くあります。

日々、油種関係などは確認しておりますので

消耗品を中心に

 

まずは、A/Cフィルター(エアコンフィルター)

国産車は助手席側のグローブボックスを取り外すと

設置されていますが

カングーは運転席側から交換します。

 

カバーを外します。

抜き取ります

 

そんなに汚れてないように見えるでしょ?

 

しかし、新品と比べるとこんなに汚れています

汚いですね笑

大体1年間でこれぐらいの汚れは出てしまいます。

このフィルターを通った風が車内に出ていると考えると…

嫌ですよね~…

 

しっかり中も掃除してから取り付けていきます。

 

 

続けます。

 

お次はエンジンマウント関係

カングーは3か所マウントがあります。

今回は全て交換していきます。

 

右側

亀裂があるのは確認できますかね?

新品と比べると…画像じゃ分かりにくいかな…

かなりヘタってます

 

次は下部のマウント

中央に見えるパーツがマウントです

こちらも劣化してしまっていますね。

 

こちらも交換していきます。

 

最後に左側

上から交換できます。

バッテリーのバックアップをしっかりと確認して

バッテリー土台も外して

 

でました。この部品です。

 

亀裂があるのが分かりますね。

 

全てのエンジンマウントをリフレッシュしました。

 

エンジンは常に振動しています
エンジンマウントはこの振動をもろに直撃しているパーツで

常にエンジンを支えていますので

相当の負荷がかかっています
またゴムが使われていることが多く経年劣化していく部品です。
ゆえに頻繁に交換が必要なわけではなく

おおよそ10万km程度の走行が交換目安といわれています。

 

では交換すると何が起こるのか?

名前の通り(前述の通り)

エンジンと車体を固定している干渉として入っているゴム部分になりますので

振動の改善

ステアリング操作の俊敏性

走行したときの異音

などなど

 

様々なメリットがあります

普段は見ない部分ですので

12か月24か月点検などで確認を推奨いたします。