以前、大リーグ=MLB(メジャーリーグベースボール)のチーム数が30もあることを知り驚いたことがあります。
今、チーム名を挙げてみると、次の15チームほど、半数ですね。
ドジャース、エンジェルス、ホワイトソックス、レッドソックス、ヤンキース、
メッツ、ロイヤルズ、カージナルズ、カブス、ジャイアンツ、ツインズ、
タイガース、オリオールズ、マリーンズ、マリナーズ
これではMLB通でないことがわかります。
2021年シーズン終了後にクリーブランド・インディアンスはクリーブランド・ガーディアンズにチーム名が変わりましたね。
大リーグを見に行くことは叶わないですが、興味のあることを調べてみました。
30チームの情報を、まとめて紹介するのは、手間が掛かります。 見ずらい図・表がありますがご了承ください。
以下①から順に紹介していきます。
①30チーム名、チームロゴ、所属リーグ、2024年の地区別順位成績
表1、2にリーグ別にまとめてみました。 チーム名ですが、ヤンキースとメッツにはニューヨークが付き、ドジャースとエンジェルスにはロサンゼルスの都市が付きますね。
表1 アメリカンリーグ
表2 ナショナルリーグ
②30チームの本拠地
30チーム名の本拠地ですが図1のようになります。 各地に分散してます。
図1
北米地図を参考に広げてみます。 ロッキー山脈を避けて、東西に30チームの本拠地が配置されてますね。
図2
③ワールドチャンピオンに輝いたチームとその数
表3のようになり、ヤンキースが27回で最も多く、次はカージナルスの11回です。
残念ながらまだチャンピオンになっていないチームが6チームあります。
表3
④30チームの誕生年
表4のようになり、ブレーブスとカブスが1871年に初めて設立されました。 今年で154年になります。
1871年の日本は明治時代で、廃藩置県が行われた年でした。 大リーグの歴史は長いですね。
日本の最初のプロ野球チームは「大阪タイガース」で、1936年に結成されました。 今の「阪神タイガース」です。
表4
個人成績も気になりますね。
⑤サイヤング賞受賞投手は?
表5のようになり、ロジャー・クレメンス投手が7回受賞で最も多いですね。 クレメンスの主だった記録は354勝、防御率3.12です。
表5
2023年に日本のDeNAに所属したトレバー・バウアーは2020年に受賞しています。 今年2025年にDeNAに戻ってくるとのことで応援したいと思っています。
トレバー・バウアー投手については、彼に対する複数の疑惑や調査が行われましたが、最終的には法的に無罪とされました。彼は自己の無実を一貫して主張しており、法的手続きの結果もそれを裏付けるものでした。
これにより、バウアー投手はプロ野球選手としてのキャリアを再開することができました。
写真1
大リーグに関する興味のあるデータ・情報はまだまだあります~。
⑥最高観客動員数
1959年のワールドシリーズ第5戦で、約92,706人が観戦しました。
⑦最多ホームランシーズン記録
マーク・マグワイアが1998年にシーズン70本塁打を記録しました。
⑧最年少選手
フランク・トーマスが15歳でメジャーデビューしました。
⑨最高年俸
最新のMLB選手の最高年俸は、フアン・ソト選手です。 ニューヨーク・メッツと15年総額7億6500万ドル(約1147億5000万円)で契約を結びました。 2023年オフに大谷翔平投手がドジャースと結んだ10年総額7億ドル(約1015億円)を上回る歴代最高額です。 それまで、マイク・トラウトが2020年に年俸1億ドルを達成していたのですが年々更新されますね!
⑩ホームラン記録
バリー・ボンズの762本塁打、ハンク・アーロン755本塁打、ベーブ・ルース714本塁打と続きます。
⑪アメリカ大リーグ殿堂入り
殿堂入りした総人数は 351人 で、元イチロー選手が今年殿堂入りしましたね。
シアトル・マリナーズでの活躍が凄かったですね。 2001年にはMLB新人記録となる242安打を達成し、シーズンMVP、新人王、首位打者、盗塁王、シルバースラッガー賞、ゴールドグラブ賞を同時に受賞ですからね。 NPB(日本野球機構)とMLB(メジャーリーグベースボール)で合計4,367安打を記録。 これはプロ野球における通算最多安打記録。
⑫気になっていた選手一人目
ヤクルトに所属して、ホームランを良く打ち、シーズン途中でアメリカに帰ってしまった選手ホーナー、MLBでの記録はホームラン:331本、打率: .302 だそうで、確かに活躍しましたね~。
⑬気になっていた選手二人目
レッドソックスにいたパペルボン投手が印象に残っていますが、主要な投手成績は、勝利数: 41勝、敗北数: 36敗、防御率: 2.44、セーブ数: 368。
BSテレビで投げている姿を見ましたが、抑えの投手で、名前が可愛いと思って、見入ってました~。
写真2
⑭気になっていた選手三人目
2024年、髭を鼻の下に付けたMLBの新人投手ポール・スケンズですが、ピッツバーグ・パイレーツに所属して、ナショナルリーグ新人王に選ばれましたね。 勝利数: 11勝、防御率: 1.96の活躍。
今永昇太投手も去年、メジャーデビューで成績15勝3敗、防御率2.91を残したのですが、新人王に選ばれずでしたね。 勝利数が多いことは重要と思うのですがー。
もっと気になる選手がいますが、3人ほど挙げてみました。 今や旬の大谷選手を紹介しないとブーイングがありそうですねー。
⑮試合途中のグラウンド整備
大リーグのグラウンド整備の一環で行われる「ヤングマン」のパフォーマンス。 ヤングマンの音楽が流れ、5、6人の整備人がグランウンドをマットでならし、腕をぐるぐる回す仕草がユニークでした。 ヤンキースタジアムで見られますね~。
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大リーグを見ていて、アジアにも大リーグに匹敵するリーグができるのでは? と
考えたことがあります。 東アジアのプロチームは以下のようになっています。 日本NPB:12チーム、韓国KBO:10チーム、チャイニーズタイペイCPBL:4チーム、フィリピン:6チーム
これにオーストラリアABL:6チームを加えると38チームに、チーム数ではMLBに対抗できる構想になります~。
これから大リーグの春季キャンプが本格化しますが日本人選手15人の活躍が楽しみです~。
順不同
大谷、山本、佐々木:ドジャース、藤浪:マリナーズ、菊池:エンゼルス、
ダルビッシュ、松井:パドレス、鈴木、今永:カブス、前田:タイガース、
青柳:フィリーズ、菅野:オリオールズ、千賀:メッツ
吉田:レッドソックス、小笠原:ナショナルズ、
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