4月14日、茨城県桜川市へ、山桜と里山の風景を見に行って来ました。 

桜川市は、霞ヶ浦の北部に位置し、古来より桜の名所として知られています。 
国の天然記念物に指定された桜や、里山に自生する絶景の山桜がお目当てです。

図1


地図や資料を持って赴きましたが、道に迷って目的の駐車場に行けず、現地の人に訪ねてしまいました。

約750本の桜が植えら、そのうち約500本が山桜という磯部桜川公園に着き、ここからスタートになります。

青空の下、広い公園で、桜が咲き誇っています。 桜の木の下で桜見・・。

写真1

 

親子が桜見していた桜の種類はカンザン(関山)でした。

写真2


桜の木をいろいろ見たかったのですが、初めての所で、広いこともあり、余裕がなくなりました。

写真3


見ていた桜の種類は、花びらの形で想像ついたのですが、ソメイヨシノ(染井吉野)でした。

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他にも桜が咲いていたのですが、次の林道入口に近い駐車場へ。

駐車場から降りて、菜の花越しにお目当ての山高峯(標高519.6m)を望みます。 山の名前を〇✕山と呼ばないようです。 
青空の下、何とも言えない風景です~。

写真5


駐車場から近い所に高峯見晴らしデッキがあります。 しっかりした木造のデッキです。

左手に、雨巻山(533.3m)を望みます~。

写真6

 

そして右手に、高峯を望みます~。

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高峯の山が見ずらくなり、赤色・桃色・白色の3色の賑やかな花を付けたシダレハナモモが気を吐いているようで・・。

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白花も一つの木で見れます~。

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山里から山桜のパッチワーク風景を見るだけでも良かったのですが・・。

展望台へ早めに、見晴らしデッキを後にしました。 

林道入口から登りになります。 両足を上げる角度がつき抵抗感があります。 
帰ってから筋肉痛になるだろうと予感します。

第一展望台まで30分ほどかかる、との登山客からの情報。 山野草を探しながら、ゆっくりと登って行きました。

山道の途中に、神が宿った伝説の巨石だいだら坊背負石がありました。 大きな石です。

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山野草を気にしながら登って行くと、比較的容易に見つけることが出来ました。

一つ目はネコノメソウ(猫の目草)。

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うす暗い木々の中を登っていくと、明かりが見えたような・・。 山桜が光を受けて照明のようです。

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黄色い花が咲いたようなキケマン(黄華鬘)を見つけました。

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普段やらない山登り。 曲がりくねった山道を登って、ようやく第一展望台に着きました。 あと20分歩けば第二展望台ですが、ここでUターンします。

高峯の中腹から見た遠くの景色、中央の低くでこぼこした山が筑波山(877m)、左側に大きく見えるのが加波山(709m)です。 

いつも筑波山を西から東方に向けて見てますが、北から南方に向けて見る筑波山は初めて・・。 ここから筑波山までの直線距離は30kmです。

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苦労して登ってきましたが、あっけないですね。 無理せず下山します・・。

山道から見える範囲で山野草を探して、タチツボスミレをよく見ました。
山野草についてよく知らないのですが、結構見れるものですね~。

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青色の小さな花はカキドオシ(垣通し)、山里でも見れる多年草です。

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下りは速く足が運び、楽です~。 

もう田んぼに水が入ってカエルの鳴き声が~。 里より一か月早いですね。


 

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 反対側の田んぼにも水が入ってます。 1、2、3と棚田(たなだ)になっているのに気がつきました。

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降りてきた山を振り向くと、雨巻山の山桜のパッチワークです~。

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帰り際に、高峯の山桜も見て引き上げました・・。

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天気は最高でした。 高峯の山桜、里山の風景は、もっとよいビューポイントがあったのか、時期は少し遅かったのかわかりません。 今回初めてでしたから、また再訪してみます。



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