4月8日、9日と、栃木へタナゴ釣りに行って来ました。
那須連山はまだ雪山でした・・。
写真1
最初の釣り場は、思いもしなかった泥流、草木も流れ、釣りになりません。
期待していたのですが、次の釣り場へ。 今回は、アカムシと練りエサを併用です。
次は田園地帯の水路、魚影はわからず実釣開始。
最初に釣れたのはホンモロコで、少し粘っていると、うれしい最初のタナゴが釣れました。 アカヒレタビラかマタナゴの在来種だと思います。
後が続きません。 次の釣り場へ。 道路脇の堰になった場所です。 魚影がない感じ
でしたが、仕掛けを投入。 期待していた場所でしたが、当たりはなし・・。
その下流で人の動き・・。 近くの田ではトラクターが走り、土ぼこりをあげていて、躊躇したのですが様子を伺いに・・。 タナゴを快調に釣り上げている動きでした。
そのAさんは、日帰りで、下流の別の場所で釣って帰るとのこと。 その場所を
ゆずってもらいましたが、私も駐車していた車が気になってそこを退散です。
下流で、Aさんを発見。 好調のようです。 邪魔しないように、最初にAさんと会った
上流へ・・。 先ほど退散した場所ですが、すぐにアカヒレタビラかマタナゴと思い
ますが釣れ始めました。 ゆずってもらった場所で、悪い気がしますが・・。
ここでの釣果は、在来種が5匹、その内、婚姻色のあるオス1匹。 オイカワに似た魚も
1匹釣れました。 婚姻色の出たタナゴはうれしくなりますね。
写真2
暫くしてアクシデント・・。 顔にまとわりつく虫を追い払っているうちに、被っていた帽子を払ってしまい川に落下です。 帽子を拾って止む無くその釣り場は退散です。
調べてみると、その虫はメマトイらしいです。 体長約2mmの小さなハエで、特に目
や顔の周りを飛び回る習性が・・。
春から夏にかけて活発に活動し、特に森林や川沿いなどの自然豊かな場所でよく
見られます。 ハッカ油スプレーや虫よけパッチなどを使用すると効果的のようです。
その晩は、標高の高い所にある宿で温泉に浸かりました。
明けて、午前中にタナゴ釣りを楽しむことにしました。 最後にAさんが釣っていた
場所へ行くか、別に予定していた場所へ行くか・・。
Aさんが既に釣果のあった、口頭で教えてくれた場所も気になり、結局その場所へ
検討をつけて行ってみることに・・。
風があって、青空が広がる天気で、大きな紫木蓮とコブシの花が咲く木が並んで、春
爛漫の風景です。
写真3
写真4
当たりをつけた川にたどり着いて、川面に降り、釣り始めました。 向こう岸が浅めの
淵になっています。 Aさんは、ここで釣っていたのかな、と思いながら・・。
川はゆるい流れで、その上を木の枝が覆いかぶさり、上手く仕掛けが振り込めません。
カワムツ、ホンモロコが釣れ始めて、待望のタナゴが釣れました。 初めての場所で、
うれしいですね~。 婚姻色の出たタナゴが1匹、合計6匹の釣果でした。 腕が悪く、
少ない釣果でしたが、楽しませてもらいました。
写真5
左側が婚姻色の出たタナゴ。
写真6
釣っていた時間は2時間半ほど。 予定があり、ここで納竿です。
釣り場の近くに、コブシの花が咲いています。 花数が多い・・。
写真7
普段あまり聴けないウグイスの鳴き声で、山の春を感じます。
釣っている最中に、向こう岸に橙色の毛をしたイタチが現れて、見ていたら、数秒間
目と目が合って睨めっこして、お互いに驚きました・・。
釣れたタナゴは少ないですが、いずれも在来種でうれしいですね。 全てリリース。
釣り人との出会いで、また新しい場所を知ることが出来ました。
帰宅後は、服についていたヒッツキムシの処理に困りました。 とんだお土産です。
訪問して頂き有難うございました。