4月6日、川口市にある「埼玉県花と緑の振興センター」と「万葉植物苑」に行って来ました。 図1参照。
今、関東ではソメイヨシノが満開ですが、同じ時期に花咲くイチリンソウ(一輪草)とニリンソウ(二輪草)がお目当てです。
図1
振興センターの入り口には、シャクナゲ (石楠花)が綺麗に咲いていました。 4月下旬頃から咲く花ですが早いですね。
写真1
見頃は過ぎていると思ってましたが、久しぶりに見たかったシデコブシの花。 数輪残って、花びらが悲しげに舞っていました‥。
写真2
振興センターのすぐ外に青紫の群生した花が綺麗に咲いています。 ハナダイコン(花大根)でした。 アブラナ科の植物の一種。 シベリアから西アジア・ヨーロッパにかけてが原産地で、欧米では、最も伝統のある園芸植物とされています。日本では江戸時代に渡来し、各地で野生化している。
写真3
写真4
こちらはバラ科シモツケ属のシジミバナ(蜆花)。 遠くから見ると似ているユキヤナギも、バラ科シモツケ属です。
写真5
濃いピンクの花が綺麗なアメリカハナズオウ。
写真6
まだ元気に咲いているツバキ2種です。一つはクリスマスビューティー。
写真7
こちらは、ツバキ ミケンジャク(眉間尺)。
写真8
センター内を見渡すと、初々しい葉が目に留まりました‥。 イロハモミジの葉です。
写真9
こちらもイロハモミジで、ニシキモミジ(錦紅葉)の名がついています。
写真10
続いて1kmほど離れたご近所にある「万葉植物苑」へ。 こちらでイチリンソウとニリンソウを見ることが出来ます。
桜が満開の頃ですが、「苑」では数人の方がボランティア活動をされていました。
こちらは地形的に湧水が出るようで、ミズバショウが生き生きと咲いています。
写真11
紫色のタチツボスミレがたくさん咲いています。
写真12
花の色、葉形でわかるヤマブキがもう咲いていました。
写真13
キクザキイチゲ(菊咲一華)もよく咲いていました。
写真14
白い花、ふさふさしているヒトリシズカ(一人静)が寄り添って咲いてます。
写真15
一つの茎に二輪の花、ニリンソウが元気に咲いています。 イチリンソウほど葉がギザギザではないですね。
写真16
早々に見つけた黄色の花、キクザキイチゲかな‥。
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葉がギザギザのイチリンソウは蕾をつけたばかりの状況でした。
写真18
白色の小さな花をつけたセントウソウ(仙洞草)も見かけます。
写真19
花はまだ、若い葉がもっこり出てきたヤブレガサ(破れ傘)。
キク科ヤブレガサ属の多年草で花期は夏(7 - 9月)。 茎の先に円錐花序をつくり、長さ 1.5 cmほどの白色から淡紅色の頭花をつけます。
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花の形が印象的な白花のイカリソウ(錨草)。
写真21
こちらは黄色い花のキバナイカリソウ。
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花茎先端に花開くショウジョウバカマ。
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イチリンソウはこれからでしたが、思いがけない山野草を多く見ることが出来ました。
山野草に詳しいボランティア活動の方がおられて助かり‥。
訪問して頂き有難うございました。