12月19日、早朝出発し、埼玉県花と緑の振興センターへ。
出発時の車の温度表示は1度。 お目当ての一つがシモバシラ(霜柱)~。
入り口では、研修生が松の雪吊り作業を受講していました。
この辺では大雪にはならないのですが、師走にはいり冬の準備ですね。
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センターと東園の入り口で目に留まったのがピンク花のネリネ。
写真2
早々にシモバシラとご対面。 今回も枯れた茎に霜柱(霜華)は見当たりません。 今朝はぐっと冷え込んだと思ったのですが‥。
タイミングがあるようで、担当のかたに聞くと、「年末から1月上旬にかけて見られるのでは‥」とのこと。
写真3
さて12月となるとサザンカそしてツバキの季節です。
センターでは、白色やピンク色、紅色の花が咲きはじめていました。
名札を確認しながら紹介します~。 カンツバキ「勘次郎」は、ツバキとサザンカの雑種。 紅色の八重咲きです。
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続いてサザンカ「窓の月」。 白地に紅のぼかしがあり、一重中輪で平開咲き。
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東園に来て、木全体に咲いていたのはサザンカ「富士の峰」。 白花の千重中輪咲き品種です。
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続いてカンツバキ「朝倉」。 外弁が淡紅色で内弁は白色。
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続いてツバキ「白侘助」。 花は白の一重、極小輪(4~5cm)。
小ぶりのラッパ形で気に入ってしまいました。
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続いてサザンカ「蝶の遊び」。 桃紅色でときに白斑がある一重の中輪種です。
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続いてサザンカ「明石潟」。 白地に淡紅ぼかし、一重、平開咲きの大輪です。
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続いてハルサザンカ「紅雀」。 濃桃色 ときに白斑・八重、花の大きさ 約4cm。
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続いてサザンカ「田子の月」。半八重抱え咲き、花の大きさ 約9cmの大輪。
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続いてカンツバキ「獅子頭」。濃い桃色の半八重咲きの花。
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続いてサザンカ「乙女サザンカ」。 バラのような八重咲きのピンクの花を咲かせ生垣などに用いられます。
花弁はばらばらに落花します。
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続いてカンツバキ「乙女ツバキ」。 花は乙女サザンカ(右)と同じく6~7㎝程の中輪で花弁の多い八重咲き。
花弁は花の形のままに落花し、ここが「乙女サザンカ」と違います。
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東園の中央に、見渡しの良い広場があります。 高いコニファー類が植わっていて、ちょっと休憩です~。
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赤い実が沢山なっているのは北米原産のアメリカヒイラギ。 関東ではクリスマスの頃に最も赤く色付きます。
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こちらも赤い実のクリスマスの飾りに使われる東アジア原産のヒイラギモチ。
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クリスマスの次はお正月~。 赤い実がなった正月飾りに使われるセンリョウ(千両)があり、近くに果実が黄色い品種のキミノセンリョウも~。
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12月20日に今シーズン初めてシモバシラに「霜華」が出現したとのこと。
センターでは、春までツバキ類の様々な品種が開花します。
訪問して頂きありがとうございました。