5月16日、今年も庭先に白い花が咲いてくれました。 てへぺろ

前回は白花のユウゲショウ(夕化粧)でしたが、今回は八重咲きのドクダミ(蕺)

の花で一重咲きと一緒に咲いています。 

ドクダミは無毒で、民間薬として利用されるようです。 ウインク

雑草として取ると、ドクダミは怒って、特有の臭気を発しますね。 ガーン

木陰の場所でよく見かけます。 盛期とばかりに今の時期、良く咲いていますね。

写真1は後日5月29日に庭先で撮ったもの。


写真1
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5月18日、近くの公園で、可憐に咲く一輪の花と対面しました。 

花の名はヒナキキョウソウ (雛桔梗草)、キキョウ科で北アメリカ原産。

茎の頂部にのみ開放花をつけるそうです。 群生しているとさらに見栄えすると

思います。


写真2
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5月26日、ホウネンエビ(豊年蝦)とカブトエビ(兜蝦)のいる場所を知人に教え

てもらい、隣町の田んぼへ。

畦道では、シロツメクサと一緒にピンク色のユウゲショウが沢山咲いています。


写真3
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水をひいた田んぼの中を覗き込んで歩いて、銀白色を何気に発見。

弱って横たわっていたバラタナゴでした。

手掴みで手元に。 産卵管が出たメス。 希望の貝に産卵できたのかな・・。


写真4
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面白い光景を見ました。

代搔きしているトラクタの直ぐ後を鳥が追いかける・・。 アマサギのようです。

鳥は動くものによく反応するそうで、代掻き後に出てきたカエルなどを捕食するん

でしょう。 カラスなどもやって来てました。


写真5
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半分あきらめかけた帰りがけ、Y字の用水路に何かいるかなと・・。

写真6
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用水路に生えた草の横の、流れの緩い所に、何かたくさん泳いでいる・・。

玉網で掬ってみると、小さな生き物は、お目当ての一つホウネンエビでした。

嬉しいですね。 自分で捕獲したのは初めて。 沢山いて、背中がむず痒く

なるかもしれません。

ホウネンエビは見たことがないと言っていたトラタクタの運転手さんの所へ。

見てもらうと、たいへん喜んでくれました。


写真7
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文献では、「初夏の水田で仰向けに泳いでいるのをよく見かける」とあります。

目ずらしい生き物と思ってました。 人や稲に害を与えない無害な生物とのこと。

和名のホウネンエビは豊年蝦の意味で、これがよく発生する年は豊年になるとの

こと・・。

こちらの田園は、これから田植えが盛期になるようです。


写真8
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カブトエビのほうは見ることができず、この時期、再度見に行ってみます。

しかし、見れると思っていなかったタナゴが田んぼで、田んぼの中と思っていた

ホウネンエビは用水路の中で見つけて、わからないものですね。

別の田んぼでも亜麻色のあの鳥アマサギが一羽、気配を感じ飛び立ちました。


写真9
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ふだんはほとんど全身白色で、他のシラサギと一緒に水田などで過ごしますが、

夏の繁殖期になると、頭、胸、背中の羽毛がうすいオレンジ色「亜麻(アマ)色」

に変わり、水田、沼地、湿地、草原などで餌をさがすようです。

「カエル、出てきたかーい」と、運転手さんに問いかけるアマサギもいました。


写真10
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5月27日、家の外で、「ツイピー、ツイピー」とはっきりした、気になる甲高い鳴

き声がします。 最近、よく耳にする声でした。

何の鳥かと、カメラを持って外へ。 シジュウカラが相方を探している声だった

ようです。 シジュウカラの思いがけない鳴き声でした・・。 


写真11
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5月29日、近くの公園と水田へ。  

気になるあの可憐に咲く花ヒナキキョウソウの姿はありませんでした。

一輪だけで、公園の出入り口に咲いてましたから、消えてしまったようです。

身近な田んぼにもカブトエビがいるかと思い、水を張った近くの田んぼを見ました

が見つからず。 代わりに、2cmほどの小さなザリガニが沢山、小さなオタマジャ

クシもいました・・。 

カブトエビは、6-7月に水田などで見られるようで、「田の草取り虫」とも言われて

いるようです。

今の時期、夜にカエルの合唱が聞けないようで、少し寂しい気がしています
。  




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