2月28日、3年連続でセツブンソウを見に栃木県へ行って来ました。
栃木市の華蔵寺、四季の森星野、鹿沼市の御嶽山神社とセツブンソウめぐり。
さらに足を伸ばして、栃木市都賀町の花之江の郷、大柿カタクリの里、最後に
栃木植物園大柿花山へ。
花之江の郷に13時24分着。 入山料払って山中へ。
いち早く見たかった花と対面です。 アズマイチゲ(東一華)という、かっこいい
名前の花・・。
写真1
アズマイチゲは、春先に花をつけ、夏まで葉をつけると、あとは地下で過ごす
スプリング・エフェメラルの一つ。 別名「雨降花」と呼ばれ、摘み取ると雨が
降るという。
キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草。 花期は3-5月。萼片は白色で8-13枚で花弁
がなく、浅く3葉に切れ込んだ葉の形が特徴です。
続いてユキワリソウ(雪割草)と対面。
写真2
キンポウゲ科ミスミソウ属の多年草。赤、白、ピンク、水色、紫など色とりどりの
花色がある山野草。 花弁はなく、花弁のような萼片。スプリングエフェメラル
ではない。
白花のユキワリソウを発見。 花数少なく、今回は厳しいー。
写真3
ピンクのユキワリソウを発見。
写真4
青紫色のユキワリソウを発見。
写真5
まだ時期的に早かったのですが、初めてカタクリ(片栗)の花とご対面。
きれいに咲いていました。
写真6
ユリ科カタクリ属。 山地の林内に群生、1 - 2枚つく葉は、まだら模様がある。
春先に紅紫の花を咲かせたあと、地上部は枯れて休眠する。種子で繁殖するが、
発芽から開花まで8 - 9年ほどかかる。 かつて、球根から片栗粉が作られていた
そうです。
駐車場の隅に今年も沢山咲いていたセツブンソウ。 摘み取られなかったようで。
写真7
写真8
続いて、1.5kmほど離れた大柿カタクリの里へ。 カタクリとアズマイチゲの花が
見れるかな、と向かったのですが・・。 道に迷いながら、それらしき山里へ。
枯れ葉が積もった山へ登る遊歩道。 引き返して、二つの花を探すことに・・。
枯れ葉が積もった斜面に白っぽい花を発見。 アズマイチゲでした。
蔭った所で、花はしぼんだ状態でした。
写真9
写真10
カタクリの葉も発見。 わずかにセツブンソウも咲いているのを発見。
写真11
カタクリの里に入るところに、大きな、看板があります。
この看板が、カタクリの里であることを教えてくれます。
写真12
カタクリの花のみ表示され、詳細な散歩道の案内は出てないようです。
訪れる人も少ないのか、管理されている場所でもないようで。 見頃の時期に、
カタクリ、アズマイチゲ、セツブンソウの花が見頃の時に、斜面を見渡すと見つけ
られそうです。
ここは穴場と思いつつ最後の目的地へ。 1kmほど離れた栃木植物園大柿花山へ。
こちらは管理されている所。 駐車場ありますが、来園者はいないようで、管理人
さんも出払っているようです。
写真13
入り口にキバナセツブンソウを発見。
写真14
もうすぐ見頃のミツマタを発見。
写真15
この日は、多くの山里で山野草の花めぐり、家に着いたのは17時37分。
往復走行距離は204km。
訪問して頂きありがとうございました。