3月1日、栃木県栃木市星野町の四季の森星野へ。 車

栃木市華蔵寺から車で10分足らずのところにあります。 三峰山麓の傾斜地に咲くセツブンソウ(節分草)の花を今年も見て来ました。 昨年は2022年3月4日。

地図

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道路際に馴染の看板が立っていて、ここへ来ると明るさを感じます。

写真1

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駐車場から山裾へ。 

写真2

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木全体が黄色、ロウバイが満開です。 下から見上げると、ロウバイの花が降って来そうです~。

写真3

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写真4
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ふっと足元を見ると、早々にセツブンソウを見つけました。 
一年ぶり、元気そうです    (^_-)-☆。

写真5

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見上げればロウバイがこれでもかと、乱れ咲いていました   (^^♪。

写真6

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ロウバイの後ろは白梅です。

写真7

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遊歩道にはロープが張られて、山側の傾斜面にはセツブンソウの群生です。 以下の写真で傾斜がわかると思います。

写真8

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写真9
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ゴロゴロした石の間からセツブンソウのは花を咲かせています。

写真10

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写真11
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花数は少ないのですが、ロウバイの木がまた斜面にありました。 
「ゆっくり見て行ってねー」と。

写真12

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成った実が、しっかりと枝について、頃合いを見て落下するのでしょう~。

写真13

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看板のあった所から、距離にして300メートルほどの間に、セツブンソウは花開いていました。 斜面をゆっくり折り返します。

同じ斜面に、フクジュソウも競演です。

写真14

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バレリーナになったセツブンソウたちもいました・・。

写真15

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写真16
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遊歩道の途中に、芭蕉の句碑があります。

「紫陽草や帷巾時の薄浅黄」

これは松尾芭蕉と紫陽花の有名な俳句のようです。
<解説>最初は正反対の色合いの「帷子(洋服)」と「紫陽花」の色。 だんだんと夏になるにつれて近づいていって・・・そしてまた色は離れていく。 そんな季節の様子を俳句にした、と言われています。

写真17

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この後に、今年も、この一角に咲いていました。 キバナセツブンソウ(黄花節分草)です。南欧原産で、後から植えられ育ったものと思いますが、山中に黄色の花は鮮明に映ります・・。

写真18

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写真19
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奥にフクジュソウ、手前にセツブンソウの花たちを撮ったもの・・。

写真20
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最後にきれいなポーズのセツブンソウを一枚・・。

写真21
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たくさん見ましたので、あきらめも尽きますが、別れるのは寂しくなります・・。


次に、5,000年前の家を訪問しに伺います。 車で2、3分ほど行った所にあります。

それは星野遺跡にある縄文時代の住居です。

写真22
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奥の住居(写真23):
縄文時代前期(約7,000~5,500年前)の床が長方形の竪穴式住居。壁の長さは、北壁6.2m、南壁5.9m、東壁5.3m、西壁4.7m。四隅に主柱をたて、桁を主柱にむすび、垂木で骨組みがつくられています。床面から土器が出土しました。

手前の住居(写真23):
縄文時代中期(約5,500~4,500年前)の住居で、直径3.6m、短径3.4mの楕円形の竪穴式住居。主柱6本に桁をむすび、垂木で円錐形の骨組みがつくられています。床面に、石囲みの炉があり、中に底をぬいた土器が埋め込まれていました。

写真23
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屋根だけの住居に見えます。 ずっしりとした重たそうな住居で、わずかに入り口があります~。

写真24
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気になりますね、縄文時代・・。 ネットで少し調べてみました。

①縄文時代は、草創期・早期・前期・中期・後期・晩期に分類される。
②土器が使われるようになった時代だそうです。 気候は、暖かくて食料が豊富だった。
③原始農耕や水稲耕作が開始されていた。
④定住が始まり竪穴住居が使用され、縄文時代の注目の遺跡は三内丸山遺跡と大森貝塚。


帰り際、気になったのが火の元で、大切に保管したい遺跡です・・。


この日はあちこちセツブンソウめぐりです。 
次はお隣、鹿沼市の御嶽山神社です。 引き続き投稿します・・。



訪問して頂きありがとうございました。  コーヒー