4月11日、越谷市と松伏町の境を流れる古利根川の土手を散歩しました。 略して、どてさん(土手散)です。
菜の花ではない、黄色い花が「ふれあい橋」の河川敷に群生しています。 その黄色い花が目の前に。
草が生い茂って、行く手を阻むも強引に河川敷へ。
うーん、花なのか?
調べたところ、ノウルシ(野漆)のようです。
トウダイグサ科トウダイグサ属。 日本固有種で、準絶滅危惧に指定され、花弁に見える部分は総苞葉・苞葉で、花弁や萼片はないとのこと。
折れた茎から白乳液が出て、液に触れるとウルシ(漆)のように皮膚に炎症を起こすので、「野のウルシ」となり、「ノウルシ」となったようです。
やはり、菜の花の黄色が目立ちます。
モンシロチョウも、ベニシジミがもいました。
スミレが咲いています。 春先、フキノトウ(蕗の薹)の季節で、場所を探していましたが、こちらでフキの葉を見つけました。 また来年ですね・・。
土手傍にある民家の裏庭にヤマブキ(山吹)がたくさん咲いています。 これは名前がすぐ出て来ます。
薄桃色の花が咲いたカリン(花梨)の木も数本あります。
郷里の実家にも植えてあって、花の存在を知るように。
ある時は、「カリンの実が落ちて危ない」。 ある時は、「風邪ひいたのでカリン頂戴」と、ご近所から言われたことを思い出します。
4月13日、通りかかった緑の丘公園に立ち寄りました。
白い花がきれいで、調べたらリキュウバイ(利休梅)のようです。
足元には、青い花のネモフィラ、一年ぶり。 花壇でよく見るようになりました。
白い花のイベリスも植えてあります。
公園の中ほどに、早くも鯉のぼりが設置されていました。
先取りしないと、子供の日もすぐ終わってしまうから、良いタイミングなのかも・・。
強風になり、鯉が一斉に泳ぎ出したのでもう一枚・・。
白っぽい花が群生しています。
名前を調べるとトキワハゼ(常盤爆)のようです。 これは、庭先にも咲いていたと思います。
少し離れて、ネモフィラ畑があります。
公園のほうで準備してくれていたネモフィラ、鯉のぼりなど見せてもらいました。
池の方に寄ってみた所、オオバンが陸地に上がってエサを啄ばんで、カルガモが静かに泳いでいて、大きな鯉やカメも水面に乗り出して、暑くなったのを感じとってました。
通路沿いに、また知らない花。 ライラック(紫丁香花)のようで、ヨーロッパ原産。 よい香りがあるようです。
何の木か、枝先に何とも言えない薄緑色した若葉が。 枯れ葉も残っています。
川の土手や公園を散歩して、今まで知らなかった植物との出会いがありました。
蝶も飛んで、すっかり季節が変わりました。
鯉のぼり、長く見ていたいですね・・。
訪問頂きありがとうございました。