東京の桜の名所を見ようと、3月31日に行って来ました。
行先は千鳥ヶ淵公園、地下鉄千代田線の二重橋前駅を降りて、地上に出ます。
予報通りに春の陽差し。 東京駅舎は見ないで、体力を貯めて皇居へ。
皇居前の広場(皇居外苑)に黒松が沢山植えてあります。
振り返ると、東京駅のある方向はビル群です。
ここが ここが 二重橋
記念の写真を とりましょね
これは、島倉千代子さんが歌った「東京だヨおっ母さん」の歌詞で、1957年にリリース、レコード150万枚を売り上げたヒット作。
島倉さんは、通算35回紅白に出場したものの、本楽曲が紅白の舞台で歌唱されたことは一度もなかったようです。 良い歌だと思うんですけど・・。
その二重橋を目の前に、感慨もひとしおです。 と、思いきや・・。
上の画像の橋は、石で造られた「正門石橋」(通称:眼鏡橋)で、その奥にある鉄で造られた「正門鉄橋」が「二重橋」だそうです。
下の画像です。
奥に見える白壁の建物は、伏見櫓。 豊臣秀吉が伏見城の櫓を解体し、ここに移建、名前の由来になっています。
上の画像の「正門石橋」まで行くと、左手には白壁の西の丸大手門(皇居正門)。
一般参賀の際、一般の人はここを通れるようです。
「正門石橋」の濠が続き石垣の上に一本の桜が見えます。
桜田門の手前にある石垣の角、見栄えがします。
晴れて、桜が良い感じに映ります。
桜田門が見えます。 1860年3月3日、大老 井伊直弼が桜田門外で水戸浪士らにより暗殺された「桜田門外の変」があった所。
突然ですが、この頃、渋沢栄一はどうしていたか?・・。
1860年は、渋沢栄一が20歳の時で、江戸に出る1年前。
1858年の18歳の時、従妹にあたる尾高千代(1841〜82)と結婚して、1861年には、一橋慶喜の家臣になっています。
桜田門 櫓門をくぐって行きます。
桜田門にはもう一つの門、高麗門(下の画像中央に見える門)があります。 右手の大きい門が、先にくぐった櫓門。
皇居を後にし、前方視界に入ってくるのは国会議事堂です。
桜田濠沿いにはツクシが顔を出しています。 そして桜が濠に突き出ています。
国会議事堂を目指して内堀通りを歩くと、ルーフがない2階建てのバスが来ました。
歩いて国会議事堂まで行けてしまう距離です。 精悍な建物です。
国会正門前の通りを歩いて、ふっと横を見ると、永田町の切りのいい住所表示を発見。
白色のきれいな桜も咲いています。
議事堂の前に来ました。 バッジがないと入れず・・。
バッジがないと入れないので退却です。 半蔵門方向へ歩いて行きます。 桜田濠沿いを歩いて半蔵門に到着です。
ここから先は、半蔵濠になります。 桜が咲いています。
半蔵門を後にします。
歩いてすぐに千代田区立千鳥ヶ渕公園に到着です。 濠沿いの桜を見に人出が増えて来ました。
きれいなピンクの桜が咲いています。
傍に、「マイヒメ(舞姫)」の掲示板。
桜の下、公園を400mほど歩いて行くと、半蔵濠の終わりが見えて来ました。
東京の桜の名所を見たのは今回が初めて。 皇居と桜、絵になりますね。
皇居外苑は思いのほか広かったです。 発見して驚くことが多々ありました。
訪問頂きありがとうございました。