3月25日、新聞に「密蔵院の安行桜が見ごろ」とあり、見に行って来ました。
文明元年(1469年)に中興された密蔵院は、川口市安行にあり、550余年の歴史があります。 数十本の安行桜が境内の要所に植林されています。 参道の両側に安行桜が咲いています。
安行桜(安行寒桜)は染井吉野よりも一足早く満開を迎えます。 安行桜はピンクの色彩がやや濃く、花が少し小ぶりで、遠景ではやわらかいイメージに映ります。
昭和20年代に沖田雄司さんによって生み出された桜で、別名「沖田桜」とも呼ばれています。
春のお彼岸に早咲きの安行桜が満開になるので、参拝客で賑わったと思います。 入り口、良い景観です。
安行桜の下の水掛地蔵尊。
中央に鐘楼があります。
この時期は桜が咲いて、ひときわ明るいです。 階段を上がると墓地があります。
階段の横に、オレンジ色のミツマタ。 色が何ともきれいでした。
上がりきった所に濃いピンクの花のカンヒザクラ(寒緋桜)。 先日も西新井大師で見ており、覚えてしまいました。
墓地に来て、奥にも大きな桜が咲いています。
眺めていると、墓地の広さに驚きました。 この墓地は高台にあります。
参道のほうに戻って来ました。
葉が出て来ましたが、安行桜の密蔵院、見に来て良かったです。
来た時から、沢山のヒヨドリが飛び交っていました。 他の鳥は見ませんでした。
安行桜のトンネルをくぐり抜け、坂を振り返って駐車場へ。
密蔵院からほど近い所に「埼玉県花と緑の振興センター」があります。 3月下旬に入っても、センターでは、ツバキが健在でした。 当センターのツバキ、サザンカは、469品種1,043本あります。
ツバキ「アールエルウィーラー」
ツバキ 「カモホンアミ(加茂本阿弥)」
カンツバキ 「オトメ(乙女)」
花びらが沢山落ちていました。 儚さを感じます。
花びらを落としたツバキは、「クリスマスビューティー」でした。
ツバキ 「ミケンジャク(眉間尺)」
ツバキ 「オオニジ(大虹)」
ツバキと安行桜の風景です。
ツバキ 「トーマスアンドピット」
ツバキ 「レッドワンダー」
ツバキ 「コマンダートレバトル」
ツバキ 「ルックアウェイ」
ツバキ 「ベンパーカー」
ツバキ「クリスマスビューティー」と安行桜。
ツバキ 「アドルフォーデュソン」と安行桜。
ツバキ 「アカエゾ(赤蝦夷)」
ツバキ 「フレーグラントピンク」
下は、葉先が金魚の尾びれのような形をしているツバキ 「キンギョバツバキ(錦魚葉椿)」。 確認したら、確かに! 面白い。
花は終わっていて、花を参考にネットから載せてみました。
ツバキ 「キフクリンベニカラコ(黄覆輪紅唐子)」
ツバキ 「ソデカクシ(袖隠)」
ツバキ 「ボクハン(卜伴)」
当センターのツバキ、サザンカの品種数の多さは半端ではないですね。 冬から春にかけ、訪れても、毎回、ツバキの花は咲いていて、つい撮りに行ってしまいます。
訪問頂きありがとうございました。