3月25日、「埼玉県花と緑の振興センター」へ、シデコブシなどの花を見に行って来ました。 西園に入って、一年ぶりにシデコブシと対面です。
こんなにピンク色だったかな!。 優雅な花びらが印象にあり、開花状況を聞いてから見に来ました。
シデコブシ(四手辛夷) モクレン科モクレン属
幹から花と蕾が。 こんな咲き方もある。
シデコブシが3本並んでいます。
3本の木とも、花が高い位置にあり、撮りずらかったです。 日本固有種というのがいいですね。
離れた所でコブシを見つけました。 日本・韓国原産。 花びらは6枚で、開花時に葉も出る。
コブシ(辛夷) モクレン科 モクレン属
下は、黄色い花がきれいだったニオイトサミズキ。 花に匂いがあるようですが、遠い位置で、香りを楽しめませんでした。
ニオイトサミズキ(匂い土佐水木) マンサク科トサミズキ属
下はトサミズキ。 主に土佐(高知県)の山地に自生。 枝を切ると水気が多いことから名付けられたそうです。 花が7~8個単位で垂れ下がる。
トサミズキ(土佐水木) マンサク科トサミズキ属
下はヒュウガミズキ。 葉も花もトサミズキより小さく、枝も細い。
トサミズキは花が7~8個単位で垂れ下がるが、ヒュウガミズキは2~3個単位と少ない。
ヒュウガミズキ(日向水木) マンサク科トサミズキ属
モクレンかと思った白い花は、聞きなれないミケリア マウダイエ。
別名をミヤマガンショウ(深山含笑)といい、中国原産。 葉が茂っています。
ミケリア マウダイエ モクレン科オガタマノキ属
下は、センターを引き上げる時に、ミケリア マウダイエを右側に、シデコブシとニオイトサミズキを左側に入れて撮ったもの。
下は同じ白い花でハクモクレン。 中国南部原産。 花弁が完全には開かず、上に向いて開花。 花びらは9枚、開花時に葉がない。
ハクモクレン(白木蓮) モクレン科モクレン属
東園側駐車場に、ハクモクレンの大樹がきれいに咲いています。
当センターでは品種違いの桜が見れます。 下はサクラ 「ミヤビ(雅)」。
下は、カンザクラと早咲き種のオオシマザクラの交配により生まれたサクラ「熱海早咲き」。
下は、川口市安行が発祥の「安行寒桜」。 ソメイヨシノより先だって咲き、長く開花が楽しめます。
離れた所に、「安行寒桜」の大木がありました。
桜と椿が植わっている所にオオイヌノフグリが群生し、光を浴びていました。
下は、シナレンギョウ(志那連翹)。 中国原産で、花と葉が同時に開きます。
シナレンギョウ モクセイ科レンギョウ属
ツツジも咲き始めました。 この時期は、明るい紫色が目立つゲンカイツツジ。
こちらは、東園の入り口にきれいに咲いていました。
遠くから黄色い花が目に入ったのはサンシュユ。
早くもシャクナゲ(石南花)が咲いていました。
シデコブシの花を見れて良かった・・。 花びらが目の高さより上で、撮るのに困りましたけど。
花を見に来訪する人も増え、昼を過ぎて、東園では、ベンチに座り昼食をとる人たちも・・。
訪問頂きありがとうございました。