数独名人級問題の解き方!

今年2月10日にsunoさんのブログで最高難度の数独問題が紹介されました。 

40分内で解ければ「名人位」になれます、という触れ込みでしたが、 

sunoさんも手こずり、記事を書いてる本人もリタイアです。ショボーン 

後半のところで、空マスに入れようとした数字が既に決定した数字とダブり、

最初からやり直しというケースが数回続きました・・・。 えーん

いい機会と捉え、解き方を探ってみました。 数独ファンに見てほしいです。

 

 

では問題を解いて行きます。ニコニコ

図1がその最高難度の問題です。 図1の次は図2の流れで見て行ってください。

最後は図49で最終解答の内容です。

 

<注記>各図中の黒色の数字は既設数字、大きい赤色の数字は解答して行った数               字、小さい赤色の数字はそのマスに入る可能性のある数字(未解答数                   字)です。

 

(1)図2は一般的な解き方で、D列a列交差のマスとE列a列交差のマスどちらかに5が

     入る可能性があります。

 

(2)図3は一般的な解き方で、F列e列交差のマスに2が入ります。

     図4は一般的な解き方で、G列d列交差のマスとH列d列交差のマスどちらかに5          が入る可能性があります。

 

(3)図5は一般的な解き方で、B列f列交差のマスとC列f列交差マスのどちらかに8が       入る可能性があります。  図6の展開も同じ内容です。

 

(4)図7では、D列h列交差マスとF列h列交差マスに3以外に7が入る可能性があり、

     二つの数字をそれぞれ入れて置きます。 通常ですと、この2マスには、3か7しか

     入らない。 これによって空マスを減らした状態で解くことが出来ます。

     図8は、H列d列交差マスとH列f列交差マスに可能性のある3が入ります。

 

(5)図9では、I列e列交差マスとI列f列交差マスに可能性のある7が入ります。 

      図10では、C列d列交差マスとC列e列交差マスとC列f列交差マスに可能性のあ

     る4が入ります。 

 

(6)図11では、一般的な解き方で、A列g列交差マスに5が確定します。 

      図12では、A列g列交差マスの5を矢印方向に見て、F列f列交差マスの5を矢印方

     向に見て、5が入らない空マスを確認する。 残った空マスのE列i列交差マスに5

     が入ることになります。 D列h列交差マスとF列h列交差マスは3と7が入る可能性

     があるので、この二マスを除外する考え方です。 

 

(7)図13では、E列i列交差マスに5が入ったことによりE列a列交差マスの5は消えて、

     D列a列交差マスの5が残り確定します。

     図14では、一般的な解き方で、G列h列交差マスとH列h列交差マスに5が入る可        能性があります。   

 

(8)図15では、A列h列交差マスの8とF列d列交差マスの8とH列e列交差マスの8に着

     目し、8がi列で入らないマスを捜す。     

     図16で、3か所の8があることにより、それぞれ矢印の先に8は入らない。 従っ

     て、i列で残る空マスはG列i列の交差マスとなり、このマスに8が入る。  

 

(9)図17では、一般的な解き方で、D列g列交差マスとE列g列交差マスには8が入る可          能性がある。

     図18では、一般的な解き方で、I列c列交差マスに8が入る。   

 

(10)図19では、B列h列交差マスの9とH列b列交差マスの9に着目し、矢印の先 i列に9

       が入れず、残りの空マスF列i列交差マスに9が入るようになる。

      図20では、一般的な解き方から、I列g列交差マスに9が入る。

 

(11)図21では、F列a列交差マスとE列h列交差マスの1が矢印の先に入らないのを確認

       する。 

       図22で、残りの空マスD列e列交差マスに1が入る。

 

(12)図23では、一般的な解き方で、E列a列交差マスとE列c列交差マスに9が入る可能          性がある。

       図24では、一般的な解き方で、G列d列交差マスとG列e列交差マスに9が入る可能          性がある。

 

(13)図25では、I列とh列とこのブロック(赤色枠)の数字をチェックするトリプルチェックに

        よる解答数字の探し方です。 1から9までの数字で、4だけがありません。

       図26は、図25で探した4を、空マスのI列h列交差マスに入れた図です。      

 

(14)図27で、e列に1があるので、I列e列交差マスには1は入らず7が入ります。 従っ

       て、I列f列交差マスには残った数の1が入ります。

       図28では、一般的な解き方で、A列B列C列にd列が交差するマス3か所に1が入る          可能性があります。 C列d列交差マスにも1が入る可能性があることに注意する。

 

(15)図29で、一般的な解き方で、A列c列交差マスとB列c列交差マスのどちらかに1が          入る可能性がある。

       図30で、a列には4があるので、G列a列交差マスには4が入れず、2が入る。 残っ          たH列c列交差マスに4が入る。

 

(16)図31で、一般的な解き方で、A列には2があるため、B列c列交差マスに2が確定            で入る。 それに伴い、A列c列交差マスは1で確定になる。

       図32で、一般的な解き方で、i列には2があるため、C列h列交差マスに2が入る。           さらに、一般的な解き方で、H列g列交差マスに2が入る。

 

(17)図33で、一般的な解き方でH列i列交差マスには1が入る。 これはh列に1がある            ので確定。

       図34で、一般的な解き方でB列g列交差マスには1が入る。 それによって、B列d            列の1はなくなる。 i列において、残りのマスC列i列交差マスに6が入る。

 

 

(18)図35で、一般的な解き方でD列b列交差マスとF列b列交差マスに3と4が入る可能          性がある。  

       図36で、一般的な解き方でC列d列交差マスは1が入る。 a列を考えた場合、残り          の数8と9が、C列a列交差マスと、E列a列交差マスに入る可能性がある。 

 

(19)図37で、A列b列交差マスにどの数字が入るか着目する。 A列で決まっている数            字、b列で決まっている数字、赤枠内ブロックで決まっている数字を見ると6だけが           ない。 従ってA列b列交差マスには6が入る。

      図38で、一般的な解き方でB列f列交差マスには6が入る(d列に6があることを踏           まえる)。 図37でA列b列交差マスに6が入ったことにより、一般的な解き方でE         列c列交差マスとF列c列交差マスに6が入る可能性がある。 また、c列は残りの

       数字7が、D列c列交差マスとE列c列交差マスとF列c列交差マスに入る可能性が            ある。   

 

(20)図39で、一般的な解き方でC列f列は4でなく8が入る。 4はその上のC列e列交差          マスで決定。

       図40で、C列f列に8が入ったことにより、C列a列交差マスは可能性があった9に決          まり、残った空マスC列b列交差マスは7が入る。

 

(21)図41で、E列a列交差マスは可能性があった9がなくなり8で決定。 さらに、E列g列          交差マスの8はなくなり、D列g列交差マスは8で決定する。 B列d列交差マスには           残りの7が入る。 それにより、一般的な解き方で、E列f列交差マスには7が入る。             さらにE列c列の7は入る可能性がなくなる。

       図42で、一般的な解き方でE列c列交差マスは9で決定する。 従って、F列c列交差         マスは6で決定、さらにD列c列交差マスは7で決定する。

 

(22)図43で、一般的な解き方でF列h列交差マスは7で決定する。 従って、D列h列交差          マスは3で決定する。

       図44で、F列の残りのマスF列g列交差マスは4で決定。 さらに、E列の残りのマスE          列g列交差マスは6で決定。

 

(23)図45で、一般的な解き方でE列d列交差マスは4で決定する。 従って、残りのマスE          列e列交差マスは3で決定する。

       図46で、一般的な解き方でG列f列交差マスは4が入る(d列とe列には決定した4            がありf列に絞られる)。 残りのマスH列f列交差マスは3で決定。

 

(24)図47で、H列d列交差マスの3はなくなり5で決定。 従ってH列h列交差マスは残り          の6で決定。 

       図48で、G列h列交差マスは、残りの数字5で決定。 G列d列交差マスは9で決定。          A列d列交差マスは、残りの数字3で決定。 さらに、A列e列交差マスは残りの数           字9で決定。

 

(25)図49で、G列e列交差マスは、可能性のあった9ではなく、残りの数字6で決定。 

       これで空マスは全て埋まりました、完成です。 完了


<まとめ>

   数独を解くのに、わかる場所から解いて行くかと思います。 その時の気分で、解く          順序が変わることもあるかと思います。

 

   今回の問題では、次のような巧みな解き方があったように思います。 ウインク

 

      ①数独を解く中で、一マスの中に2種類だけではなく、3種類の数字が可能性とし              て入ることもある。 例として、図38参照方。

      ②縦あるいは横の一列において、ブロック内・外で既に決定した数字を空マスに当            てて、残った一マスに入る数字を解く方法。 例として、図15参照方。

      ③縦あるいは横の一列において、ブロック内で既に決定した数字を空マスに当て              て、残った一マスに入る数字を解く方法。 例として図21参照方。

      ④特に後半、縦列と横列とブロックで既に決定した数字を見て、1から9までの数字            で抜けている数字を見つける方法がある。 例として、図25、図37参照方。

      ⑤先に、空マスに可能性のある数字を入れておいても、その後の展開で、可能性              のあった数字が消え、他の数字で決定されるケースがありますね。

 

 

新聞に掲載の数独を解答してますが、一度も図書カードがあったことがない状況・・。

気長に応募していますが、それだけ多くの人が数独を楽しんでるんでしょうね。ニコニコ

 

 

 

訪問して頂きありがとうございました。 コーヒーコーヒーコーヒー