庭でミルが激しく何かにじゃれついて遊んでいた。
何にじゃれついているのだろう?と思い、よく見るとおもちゃのネズミだった。
どこから持って来たのだろう?

後で知ったのだが、お隣の女の子が与えたものだった。
おもちゃでおびき寄せたのだがミーちゃん(ミル)は女の子からすばやくネズミを奪い取ると、我が家の庭まで持ってきて夢中で遊んでいたのだ。
ミーちゃん(ミル)と一緒に遊ぼうと、おもちゃを与えた女の子はがっかりである。

ミルはそのおもちゃで数時間遊んでいた。

おもちゃを与えるほど可愛がっていた隣の女の子だが、犬を飼っているので猫は飼えないそうだ。
他にもミルを可愛がっていたお向かいのアパートの子たちも当然アパートなので猫は飼えない。
エサをあげていたお向かいさんも病人がいるので猫は飼えないそうだ。右隣のお宅も出張が多く家を留守にする事が多いのでペットは飼えない。
そうすると、ミルを可愛がっているご近所で飼えるのは我が家だけなのだ。
それを知ってか、ミルは毎晩我が家で寝て、断然我が家にいる時間が多かった。

そもそも、名前をつけちゃってるじゃないの

もう決めた!やっぱりうちで飼おう!

私はYさんに連絡をした。
「もう地域猫にしないで、うちの飼い猫にします。」
とはっきり伝えた。
Yさんはやはり、「外にいた猫だから自由にした方が猫ちゃんもいいわよ」と言ったが飼い猫にすることをわかってくれた。
地域猫の代表の方にもすぐに話してくれるそうだ。

地域猫に申請してからもう1ヶ月が過ぎていた。

木に登って遠くを見る。
木のみきは傷だらけだ。これをよそのお宅でもやるのかと思うと、外飼いはやはり迷惑がかかると思う。