読書する人だけがたどり着ける場所 齋藤孝
多分、私は「読書する人」だろう。
今はすっかりペースも落ちたけど、20代の頃は、一ヶ月に20冊程度は読んでいた。
ただ、その頃は本当に「趣味の読書」で好きな作家さんばかりとか主に小説ばっかり読んでいた。
ビジネス書やノンフィクションを読むようになったのは40代の後半からです。
30代は何してたの?と言われると多忙で、仕事関係の本しか読む時間がなかった。
漫画は読んでました。
そして最近は、教養を深めるためと、仕事のためと、楽しみのため(小説)の読書をしようと頑張っているところです。
でもねー。やっぱり若い時ほど読めない。
老眼のせいもあるけど、集中力が減ったかな。
そんな私とか、今、この記事を読んでいるあなたは、元々「読書する人」だと思うので、この本は必要ないかもしれません。
でも、「あーそうだ、読書するってそういうことだよなあ」と改めて気づかせてくれたのと、良書の紹介があってこれがなかなかよかったので読んでよかった。紹介されている本も読んでいこうと思います。
大学生も本を読まないらしいですけど、だからこそ読書する人は強みになる。
しかも本は(他の娯楽に比べたら)安い。
手軽に手にはいる。
図書館なら無料で読める。
持ち歩きもできて、どこでも読める(暗いところで読んではいけません)。
紙の本ならエコ。
人と貸し借りもできる。
えっすご……。
読書、すごくない?
こんなほぼノーリスクで、将来の自分を助けるかもしれない読書。
助けるってなに?と言われると、私の場合、その昔、会社の偉い人が「~~~~だなぁ」と言った時、「○○(作者名)ですか?」とふと言ったら、「きみぃ! 若いのによく知ってるねえ!」という出来事があり、その後、その人の推薦でいいポジションに異動できたんです。
もちろん、この「○○ですか?」だけが評価されたわけじゃなくて、それがきっかけで、ということです。
こういう出来事があるかもしれません。
なくても、本は面白いですし、いろんな考えを知ることができるし、世の中のことも詳しくなって詐欺とかにだまされなくなるかもしれません。
「自分は教養がないかも」とか「読書してみたいけど、何からしていいかわからない」という人にこの本を薦めたいです。
文章も平易にわかりやすく書かれていて、中学生くらいから楽しめる本です。
この本を読もうと思ったきっかけはこのランキングです。
年を取るとどうしても自分好みの本ばかりを手にしがちなので、おすすめされてる本を読んでいこうかなとぐぐっていたところみつけたランキングです。
111冊は読める気しないし、ホリエモンとかはまあいいかなと思うので、適当にこのリストからピックアップして読んでいきたいなと思っているのですが、一冊目からあたりだったので、これからも楽しみ。