※楽天ブログ使いにくいので、時々こちらに戻ってくることになりそうです。

※主にすでに手に入らなくなっている本の感想とかはこちらかな。

 

バイタリティあふれる女性経営者の仕事する上でモットーにしていることが書かれている本です。

https://amzn.asia/d/077VnFjm

 

 

著者のビューエルさん、今は「芳子」とお名前を変えているようですが、今も元気にお仕事しているようで説得力がありますね。

 

海外で生活したいと高校卒業後にカナダにわたり、そこで夫となる男性と出会い、なんだかんだで日本で仕事をすることになります。

仕事は、簡単にいうとバイヤーのような輸入代理店のようなお仕事で、海外の製品を日本に紹介しているうちに、テレビ通販に出演するようになって会社を大きくしていったというような方です。

お子さんもいます。三人。えらすぎます。

 

2010年の本なので、今より日本が元気だなあ……という印象、はぁ……(ため息しかでない)。

 

お、いいな、なるほどな!という項目いろいろあったのですが、一番は「Win-winの人間関係がヒット作品をつくる」という一番最後に書かれていた項目です。

 

最近話題になった「はたらく細胞」騒動(継続中)をご存じですか?

私は漫画もアニメもみたことないのですが、映画の宣伝や、あと医療関係?のパンフレットかなにかでイラストが使われていたことや「白血球ちゃん」とかいるくらいは知っていて、かなりのヒット作品だということは知っていました。

 

その原作者の先生が、いろんな被害にあい、特に発行元である講談社の編集部から大変な不義理をされたという報告をSNSでされたのです。
ファンを含め、出版業界の人々に衝撃を与えていました。

漫画を読んだことない私も「原作者にそんなことを……?」と大変驚きました。
読書好きにとって、作者や著者さんがいてこそ、作品を楽しめるわけで、もちろん編集さんや印刷会社さんも大事ですけども、まずは作者だろう?ということですよ。
その根幹をないがしろにするなんて……衝撃でした。


その件もあったので、良子さんが書かれた「Win-winの人間関係がヒット作品をつくる」という一文が深く心に刺さりました。

まっとうな人はそういう考えなんだなと。

ヒット作品と関係なく、普段からwin-winの人間関係を目指したいと思いました。

 

書影を簡単に載せたいと思って、アフィリエイトを使える楽天ブログで作ってみました。
 

るうの読書2 - 楽天ブログ

 

 

だが、Amebaに慣れたせいなのか、そもそも楽天ブログが使いにくいのか、なじめずにいます。

広告の出方があんまり好きじゃないんだよな~~。
ポップアップで出てくるのやめてほしい。

タダで使わせてもらっているので、文句も言えないんですけども。

 

Amebaでもアフィリエイト使えるんだけど、申込みとかめんどいな~と思って楽天にブログ作ったんですけどね。

 

しばらく両方を併用しようと思ってます。

 

 

めちゃくちゃよかった……!!
文体が読みづらくて挫折しそうになったのだけど、そう長い小説でもないしと頑張ったかいがありました!

 

 

高校生の佐田が、修学旅行から帰ってきて学校をサボってまでその記録を書くところから物語が始まる。

前半はめちゃくちゃ読みにくい。

お話は修学旅行の同じ班の七人がメインなのだが、最初は誰が誰だっけになりがち。

容姿の描写もほとんどなく、唯一、フルネームで表記される「小川楓」が印象に残る程度。

佐田が好意を持っているからしょうがないんだけど。

 

それが、話を進むにつれて、七人の輪郭がはっきりしてくる。

それは佐田本人も含めて。

女子チームはともかく、男子4人はそれほどクラスで仲良かったわけでもない。

東京の見知らぬ場所で過ごすうちに生まれていく反感と好感。

 

キラキラしている青春冒険譚ではない。

佐田の行動は、彼の恵まれているとは言えない家庭環境から生まれている。

それでも、誰もが誰かの助けになっている爽やかなお話でした。

 

出番は多くないのに「小川楓」のヒロイン力が異常。

 

7人は、この修学旅行をきっと一生忘れないだろうなあ……。

高校生の物語ですけど、青春をとうに過ぎた大人が読むべき青春物語でした。

 

 

『それは誠』

コピーライターの著者が教えてくれるネットショップ等でのセールコピーの書き方の本です。

 

本文はキャラクター同士の掛け合いで、読みやすくまとまっています。

図や用例も多くのっていて大変読みやすいのです。

 

が。

 

中身はけっこう高度でした。

広告の知識がある人向けかなと思います。

 

ただ、読みやすいことは間違いないので、うっかり会社でネットショップの担当になったとか、セールレターを書かなきゃいけなくなったという人はまず手にとって、言われたとおりにやってみることはできるでしょう。

 

試行錯誤を繰り返した後、そういうことか!と気づきがあるような本な気がしますね。

やっぱり習うより慣れろです。

困った時に開くといい本かも。

 

私はなんかブログの参考になるかな?と思って読んでみたのですが、普通のブログの文章の参考にはならなかったです。

でも、勝手に送られてくるDMはこういう理論で書かれているんだなとかそういう部分で面白かったですよ。

 

 

 

『ポチらせる文章術』

 

 

 

『線は、僕を描く』の続編→感想はこちら

前作より二年。

主人公の青山は大学三年生になり、水墨画も続けている。

将来の進路、思うように描くことのできない自分、そしてまだ向き合うことのできない両親の急逝。

上手くいかないことのほうが多い学生生活だが……。

 

前作と同じく、今回も青山、そしてその周りの人たちの再生の物語です。

一応、この本だけでお話は成立しているけど、前作から読んだほうが絶対いい。

 

青山たちの成長や再生はもちろん、小説として作者の成長もうかがえるからです。

繊細でいてダイナミックな描写。

水墨画の世界とリンクした内面世界。

いわゆる大きな事件は起こらない話ですが、青山だけではなく登場人物の心理描写がすばらしいです。

 

特に偶然にも亡き母の職場であった小学校のシーンがよいです。

息子である青山だけではなく、同僚の先生や教え子たちも「先生の死」に向き合う悲しくもでもどこか心が洗われるような美しいシーンがあります。

青山は子供たちの存在に癒やされているのですが、青山の存在もまた他人の救いになっている。

 

その事実を、物語の最後の最後に青山は実感するのです。

涙……!

 

「水墨画」という題材だけど、その世界を知らない人も青山の世界との向き合い方に共感するのではと思います。

青春物語でもあり、生きることはなにかという全ての人に降りかかる問題を美しい筆致で描いています。

コーヒーを飲みながら、じっくりこの世界に浸りたい、そういう小説でした。

あと、このお話、悪い人が全然でてこないんですよ。
登場人物みなが、自分の世界に向き合っていて優しいのです。
だから、疲れている時にも大丈夫です。

『一線の湖』