日本語に直訳したら、「体の地図」。これはどういう意味なのでしょうか。
私はピアノを弾いたりするもので、音楽関連の書籍を読むことがあります。あるとき出会ったのがこちらの書籍です。
↓
この本を通して、ボディマッピングという概念を初めて理解することになりました。
何も難しいことではなく、
誰もが、手はここにあり、足はここにあり、そして、その関節はこのように動くというのを頭の中にイメージとして持っていますよねという話です。頭、つまり脳が身体をどのように理解しているか、それを表すのがボディマッピングで、誰しも持っているものです。
問題は、それが思い込みではないか?ということ。正確なマッピングになっていますか?ということです。
例えば掌を見て、中指の付け根の関節はどこから動きますか?と聞かれて、指が掌に生えている付け根の、しわがたくさんある部分と言ってしまったりしないでしょうか?
そういう思い込みをなくして正確に脳にマッピングしていくことで、身体はより自由に動き、そして、楽器の演奏も楽になるのだという、そんなお話です。
先ほどの本の内容は、絵本みたいな感じで、体の内部の構造が解説されています。医学書ではありませんから、ものすごく簡単に理解できます。でも、私はとても面白かったです。
楽器を演奏される方、そうでなくてもパソコンのキーボードを打ったり、はたまたスポーツをしたりするときに体の動きがどういう仕組みになっているのか興味のある方、ボディマッピングを意識して正していくと、何かしらヒントが得られると思います。