那向香椎浜
那向意気多偉位座


 かなり向こう側から薬指の爪がこちらを向くまで指をハンドルに絡ませ、指先の腹で握るがさらにその向きをクルマの進行方向意識にすると、指から手首から肘そして肩や肩甲骨や腰などまで腱がすべて筋膜絡みで連動して  カカリ 、ふだん自動車の加速のGに置いていかれて潰れたようになる背中などが潰れず、しっかり3ナンバーの多少乱暴な挙動についていけた。
 とても背中や首や脳がラクだったので眠気を催すこともなく、視界も広く遠くまで明瞭で、安全だし、すこぶる気分が良かった。身体的に快感もあり、気持ちよかった。ドライブを楽しいと思ったのは、なんとこれが初めてである(18歳~44歳)。これまではきちんとウインカーのタイミングそのほか逆算のタイミングに間に合うの込みで、自分の乗る自動車の挙動に、ついていくのに必死だったのである。

 これを自転車に応用するにはどうしたらいいか、探りを入れた。

 自転車はガソリンエンジンで動力を他力として貰うわけではないため、同じ握り方ではたぶんグリップ力を失してしまう。
 それでも、ふだんの腕の型なりに、腱の筋膜への絡みと連動を得られないかと、薬指がキーマンだったようなので、薬指の角度に大変気をつけてみた。

 すると、薬指の身体的な角度を甘く外へと開くかわりに、内実の角度をさらに内へと閉じるようにすればいいとみえてきて…。

 精一杯"奥襟"をとるグリップにするのはするが、なるべく内実のチカラのベクトルは内側(タイヤ側)へ向くようにするとよい、とわかった。


 これ、なにがいいって、腰回りがすごくラクになって、股関節の使用がご機嫌になるんですネ。そんなご機嫌な股関節なら、きっとハイスピードなケイデンスもお手の物だと思います。


 薬指がキーマンでした。小指じゃなかったw

 ハンドルグリップに関しては、薬指が最も"奥襟"を掴める指で、その薬指が'謙虚さ'をもつような内力をたたえていなくてはならないのだと判ったのです。


 

 馬歩の型から、脚腰は自転車なりなんなりで套路へと踏み出せていましたが、手腕に関しては誰も私と推手をしあってくれるひとはいなかったので、なにも進まなかったんですよね。
 けれど薬指がキーマンとわかってよかった。
 なんかね。
 なんか、気になったんスよ。
 もがたんぺが人様の扇子を勝手に開いて口元隠すポーズを撮って Xに投稿していた画像、その薬指が。
 なーーんか気になったんスよ。
 そのせいかしれん。






こんばんは🙂

バーガーキングは

何時までかな?