私は子供の頃からふつうに就職して出世とかムリだなってみえてそこは諦めていましたので、とにかくまずは自転車を卓越して、いつでも低空飛行苦は脱せられるように左右非対称是正からずーーーーっと丹念に丹念に自転車技能を積み上げていきました。乗車技術も、整備の能力も。

もしその積み上げの先に、プロ自転車選手への挑戦ってのができるにしても、三十年かかるな、って子供の頃からみえていました。

だから三十年、とにかく実直に積み上げようと思ったんです。


30代でアマチュア区分になろうというからには、なにかしらの…抽象的な意味での手土産をもって競輪場入りするべきだと思ったし、だれかの弟子にしてもらおうというにも随分な年齢と下積みなので、師匠を探すこともしませんでした。


今現在も自転車に乗る主観を極力大事にしているため、レースで誰がどんな乗り方してどういうふうに勝ったとかはもちろん、プロと自分の違いは何だろうって、動画を漁るようなこともほとんどしないでいます。やっとこ昨日、3本ローラー練習みましたね。



どれだけ勝てばどんなポイントがもらえてどれくらい上の階級に行けるかとか、なんかあるみたいだなーってのはまわりが話しているのでわかりますが、厳密にはわかりません。

反則を敢えてすることに関しての見解は幾つかあるようですが、まだ私にはよくわかりません。


アプローチがかなり違うだろうってのはわかります。

それはもう、ロードバイクとピストバイクの違いくらい、離れた距離をつなごうとしているわけなので、最初からどちらかにしぼった方のやり方とはずいぶん異なるでしょう。



そんなわけで、まわりが憧れの選手とか憧れの俳優とか、なんかそういうのを自分もいえるの、憧れていたんですけど。憧れるのに憧れていたんですけど。

其の辺は、もういいや。と思いました。

憧れに憧れて憧れていますって言えたところで胡散臭いでしょ。





はい。なので、私に憧れの選手も俳優も居ません。

実直に積み上げつづけるのみです。














こんにちは🙂