じつはそのステムが買えなくて、ここ9年があったようにも思っています。


遠い低いハンドルをずっと欲して、少しずつそれを伸ばしてきた自転車人生が、140mmステム以上が希少で、もしあっても売り切れというタイミングで。


ほとんどもう、仕方なく短めのステムを探求するということをアマチュアになるちょっと前から始めていました。



ピストにもロングステムがあるのはあったんですが、やはり売り切れのタイミングばかり。



それでも少しずつでも狙っていまして、いまやロングフレームに 135mmロングステムもつけられる 手札 になりました。それがピストで有効かでいぇば、じつはあまり有効でないかもしれないんですが。

今回、超絶前乗りのSCHWINNカッター改をさらに前で乗れるよう、フリーハブ仕様で使おうというにあたり、HCバーによるグリップの前方への延長を考えましたが、ネジ連結数が好ましくないモーメントのなかで多すぎて、自分で思いついておきながら、到底許可を出すわけにはいかんでしたね、自分で。

もっとシンプルな延長改造、そう、ロングステムなら許す、ということでまた数年ぶりにアヘッドのロングステムを検索してみたら、とうとう買えるタイミングになっていました。

これ、じつは赤いファロォでもそのロングステムをいつか買えることを想定した、最狭のハンドル幅にしていたんですよね…。HCバーの組み込みで、まぁなんとか想定していた超前傾姿勢は採れたし、わりとそれがピストのための鍛錬にもなって、バンク自力 60km/h超えにもつながったと、私は思うんですけどね。


けど、そちらにしてもロングステムのほうが好ましいのは好ましかったのです。後付けの HCバーは走行するほどにネジが緩みますもんでね。





一応今回は、ファロォにというよりは、SCHWINNカッター改にという名目で買いますが、そのうちファロォに使うときは来るかもしれません。まぁまずはSCHWINNカッター改の方で、フリーハブは足を止めてよくて、ピストは足を止めてはいけないっていう乗り分けが、前乗りと後ろ乗りで、頭で考えなくても身体で覺えてできるようになってからでしょうね。

コックピットに対して乗る亜空間的な位置の前後で、フリーハブとフィクスドの対応アルゴリズムを組み直すというわけです。

かなり高度な乗車技術領域に入ってきたなと、自分で思います。(^~^ゞ ポリポリ。




フリーハブでは筋膜を大きく構えて拡げてゆき、長距離走って部位ごとには細くしてエアロボディーにしておき、ピストではそれらをギュッ!と圧縮して最大瞬間速度に変えるという目論見です。

 時速30km以下などは多分競輪ではありえない速さなんですよね。そこ以下をなるべくフリーハブの領域にしておいて、足を急に止めてもまぁよいとしておき、そこ以上をピストの領域とみなして足を急に止めてはならないとする。そういう感じの分別にします。数値はちょっと違っていくかもしれませんけど。





なんか、ものすごく朝思っていたことと違うことを考えて、わりとこれから長期にわたりバンクつかえないけどどうしようって答えを出せた1日になりましたね。




結果
オーライッ
😁!!





🚲