非公開、だけだと穿つひともいるかもしれないのでヒントは置いとく。


まず芥川龍之介の紹介によって『蜘蛛の糸』は善悪の試験、たいていの人間の味方という印象をもつひとが多数なのではないかと思っている。


あれはお釈迦様が蜘蛛を手にとって一本の糸を地獄に垂らさせ…とあるから救いの意味で、ひとすじの光みたいにして解釈されるわけだが。


そもそもお釈迦様は殺生をよしとしていなくて。

しかしそもそも蜘蛛というのは糸を殺生のために用いている生き物であって。

蜘蛛の糸というのは一本だけ垂らしてどうのってものではない。何本も垂らして組み上げて巣、兼、罠にするためのもの、殺生をするためのものである。たしかに害虫を捕獲してくれる意味では益虫だが、夜の蜘蛛は殺せといわれるように、夜、寝ているひとたちの身体を齧ることがないとは言い切れない害虫の側面も持つ。


たとえるなら蜘蛛の糸は何本もヨノナカに張り巡らされており、益も害ももたらす以上、むしろ適切に切ったほうが社会をきちんと機能させると考えるほうが妥当なのだ。





上記が、私の領域展開とあわせて、術式のヒントである。


ほとんど答えだけど、それでも名前と内容は非公開。










おはよん🙂