そう。




反対のことを言えば良いんだ。





でも、そんな計算できるわけないよね。そんな人でなしな計算、できるひとがいたら悪魔か魔王だ。




でもでも、音楽というのは、その計算によく似ているんだ。





でもね。




似ているけど、違うものなんだよ、やはり。




ローカルの人間が、まっすぐ生きるために、読むわけにはいかない本が多すぎる。



印刷所があちこちにあって、影響を受け、表現することがあたりまえで、情報も、出会いと別れも入り乱れて有り難みのない東京では本も…なんなら人も消費物なんだろうけども。



ローカルは、その受け止め方をとても真面目に考えている。



東京のひとたちが人付き合いのようにしてさらっと読む本が、逆にローカルの人たちの真剣な人生の数千、数万ページである場合がある。



わたしは、正直、その構図が徳川家にみえて仕方ないので、あまり本を読まない。






あまり本を買わない。





今日はよく働いた若者が、この職場をあとにする日だった。