こんにちは。



競輪場で2回、座ったまま、とりたてて踏まないようにして速度を引っ張り上げてみました。


コーナーで腰を左に動かした2回目のほうが圧倒的にスピードがよく乘りました。


実質、コーナーで腰を左にやると左足はとりたてて踏まないようにしていても踏むことになるみたいです。そのぶんコーナーで軽く立ち漕ぎしたみたいになってスピードが上がったのでしょう。




とりたてて踏まないということで、とりたてて腰を高く引きはしなかったので、意識的な立ち漕ぎをやっていません。で、パワーマックス(高強度エアロバイク)で最高負荷にして立ち漕ぎしてみたのですが…。


グリップを握り押ししてしまうと、腰をとどめようが引こうが全くペダルが動きません。チカラが全部マシンの外に逃げていきます。でもグリップを引かないぞと決めているのでうんともすんともです。ピストレーサーの上なら絶対少しずつ前進し始めるチカラの入れ方なんですが。



そこで、腰を左上後へと引くのはおろか、グリップの握り押しすらやめてみました。そうするとペダルに体重が乗って、動き始めました。




やはりエアロバイクとピストレーサーとではまっったくの別物ですね。


とはいえこれはきっと、エアロバイクが足を止めると空回りする仕組みになっているからでしょう。エアロバイクはフリーハブ…ピストレーサーというよりはロードバイクなのです。



ロードバイク、パワーマックス、そしてピストレーサー。


それぞれまったくもってチカラの入れるべき向きが異なります。もう、ハッキリ言えます。これまで、どれも一緒のはず!という認識でしたけど。ここまでピストレーサーの動かし方でまったく動かないパワーマックスをみて、もうハッッッキリ分別がつきました。





固定ギアのエアロバイクって、なかなか無いのでしょうね。


再現するのが電子制御になりますよね多分。


入力したエネルギーを仮想地形や仮想ブレーキにあわせて減らしたり持続させたりして出力エネルギーに返す。そういうモーターエアロバイクにしなくちゃならない。かなり高出力も出すモーター。たぶん、めちゃくちゃ危険です。だってむちゃくちゃ強いチカラで止まらないその場ペダリングですよ?動物園の檻みたいにして囲った中で、絶対にペダル付近は回転中に手を近づけさせない、あるいみ乗りての手首にハンドルから手錠をかけるシステムにしておかねばなりません。そしてそんな強くて速すぎる回転のさなか、バックを踏んだのを感知してアルゴリズムをブレーキ方向に転じ始める…。どんだけ大胆かつ繊細なセンサーゃねん、と。


そりゃ特殊すぎて早々作れませんわね。でももうちょっとモーソーしときますと、


カメラで姿勢を撮影してて、上体を起こしたなと感知したら空気抵抗が生じたとして減速方向に転じ始める。と、インタラクティブアートみたいな要素も入れちゃえば、あながち実現不可能とも言えない。





そこまでやったら、最近引退されたっていう、60代のローラー台嫌いの方も、楽しく乗ってくださる、…かな?



















ルテゴ