おはようございます。



今日もまた競輪場に行くには絶妙にしんどいタイミングで目覚めてしまいました。


 代わりに、夜中や明け方に熱心にアイシングをしていた自身を思い出せます。なんにもやらずにただ惰眠を貪っていたというわけではないので、一応自分を責めずに(悔しがらずに)いることにします。


 からだの各部を冷やしてわかったことがあります。

 いつもより少し難解な文化になりそうですが、地味にねばります。



 現実とはからだの外側がみる現実。

 夢とはからだの内側がみる現実。


 そのような理を拾いながら目覚めました。

 具体的には、鼓動の弱い心臓を、鳩尾あたりに手ぶらで、意識のみで、そこにつながる内側の筋のはたらきによるチカラでマッサージして動きを補助しながら目覚めました。

 どんなレ夢をみていたのかは、どうやら思い出せないのですが、目を閉じても入ってくる外界からの情報に呼応していたレ夢であったことは間違いなく、そう…、


 現実のためと夢を切ることはからだの内側すなわち内臓を切ること。


 であるなぁと実感しながらの目覚めでした。


 心臓はつぎつぎと全身に血液を送り出してくれる収縮をするけれど、じゃあ全身やリンパ(特に乳び槽)は心臓につぎつぎと血液を送り返す動きをしているか。心臓マッサージが関与して投じるエネルギーは、その送り返しの部分なのかなとこれは今考えましたが。


 熱くなるばかりで、冷やされることをしらなかった我が身は、送り返しのない、心臓の押し出しにのみ基づく血液の循環だったようです。

 思えば鳩尾にかるく指先でマッサージするあれ、自分でやる軽微な心臓マッサージゃないですか。あれでその(この)軽微な心臓マッサージの筋繊維の動きかたを覚えたと言い換えられます。


 バイト中はうまいことやれば座っていられることが多いのですが、ただ手はつねによく動いており、腕をずっと持ち上げて、まるでピアノに向かうような体勢です。加えてコンベアに応旋するために、腰が完全に椅子に落ち着いているわけではありません。全身をつかうなかでわずかに臀部や腰を補助してもらっているという按配です。



 自転車はやはり走行には違いないのです。たとえ見た目には歩くよりも遅い足の繰り出しをしているようでも、心臓の鼓動を強く早くしないことにはペースを破ったスピードは出せない…。




 マーパォを3夜以上やりましたら、バイト中にそれに近い姿勢を取る場合にも、マーパォのからだのつかい方を用いられるようになりました。

 筋トレというのはそれそのときだけに意味があるのではありません。仕事量でいうなら筋トレの仕事量なんか大したことは無いのです。よほどマラソンなどのほうが膨大なエネルギー消費があります。筋トレは日常動作に用いる雛形をからだに覚えさせることに意味があります。筋トレをすると基礎代謝が上がるのは、スイッチオンにしてとあるひとつの動作をどれだけ思い切りやるかの雛形がからだに仕込まれるからです。


 レ夢と現実は表裏一体で同時進行です。

 爪が体細胞の延長としてあるように、からだは内側から外側へと細胞を移項させていきます。

 からだの深い位置にあったレ夢が遠いはずの未来にある日の現実と呼応していれば、正夢を見る場合もあるということです。

 夢を否定したり見ないようにしたりすれば、現実への応対が部分的に上手くなりますが、夢を切ることは内臓を切ることに等しく、それは自分自身のからだを尊重できていることにはなりません。


 冷やさぬからだは膨らむ一方でした。


 膨らんで膨らんで、九州まわって。


 岩盤浴状態で、遅筋向き。


 外側が冷えない、縮まないからだは血液の送り返しにふくらはぎを利用しつづけた。つねにテンションが張り向きで、緩急の差が小さく、心臓の鼓動もうすく(弱く)、短い助走距離では高速を出せなかった…。



 もっとからだの内側から外側まで、すべて使えるようにならなくては、短い助走距離で高速を出すことはできない…。



 キンキンに冷えたビールというのは、冷たいアルコールが血液にまざって全身を駆け巡るため、アイシングになるのでしょう。



 体内のことは体内に任せる…。冷えたビール(お酒)は合理的に、またすぐ外側に向かえる手段なのかもしれません。




 目覚めてもなお、体内のことを体内に任せず、インナーマッスルをつかって鼓動すら丁寧に行う…。



 インナーマッスルとは何かというと、自身のために、自身に向けた動作に用いる筋肉のこと。だから筋肉自体には内側外側は無いとしても、どの組合せでどう動くかによって、インナーマッスルかアウターマッスルかに分かれるということでしょう。概ね左右対称だからつまり左右対称な動作だろと外からは見られているのに、実際には右左非対称な動作をしつづけなければならない自転車では、インナーマッスルがとても大事だと思っています。



 貸していた胸が却って来た、といったところでしょうかね。




 鳩尾と…後輪接地部とを短絡させるべきなんでしたら、たしかに、カカリ馬にはいつまで経っても瞬間最高速は上げられませんね…。





 己の弱さを知ることでインナーマッスルを、そこから、己の強さを信じることでアウターマッスルをつかう。




 …また、後頭部を冷やそう。




 気が早ければ遅筋が、気を鎮めれば速筋が、動く…のかなー…。