こんにちは。
できるだけ動かない、自炊と社販品とで過ごす1週間以上を過ごしまして、いざ振れ取り台を注文しました水本樹人です。
やー、疲れた。
あと2日は似たような我慢をしなくてはならん計算ですが、スポーツマン(体脂肪率低いので自称させてもらいます) がバイト以外で動かないってのは何とも疲れますねぇ。
やー、5日くらいのときには、それまでバイトかつトレーニングの日々で追い込んできたぶんが回復して、調子良いかも?と思えていたのですが、今朝なんかはもうムリヤリ寝とくみたいな。頭だるくなる、寝すぎのあれ。
振れ取り台は PWT の物を注文しました。2万円以下で比較的安価ですが本質を抑えた丈夫な品です。
生の口コミでもオススメされた記憶があるんですよ。パッと見 PWTがいいかなと思いつつ、一通りさまざまなレビューを読みまくっても、最終的にやはり PWTに。
どうせこの先どうなっても自転車人生は続けるつもりなら、高価でも大きい筐体の、ダイヤルゲージ付きなんかいいなぁと思いましたけどね。それって高価な新車をさまざま買う未来ってことでその場合は金持ちになってなきゃだし、自宅に作業場も頑丈な作業台も持たぬ今の私には寧ろ 猫に小判 かなと。
たしか、オリジナルルールの屋外卓球を夢見て購入した小テーブル用の、でかい円盤の木材を持っていましてね。
↑これの天板だけってこと。
ソイツにネジドメして床に置き、ソイツに足を掛けるように、スポンジマットでつくった座布団でどっかと座って振れ取りするのもオツかもしれません。
居間のど真ん中に置いてね (苦笑)。そうしたら私自身もまさか訪れた人も、私がどれだけ 自転車がこの現代における最低限かつ究極的に必要なモノであるとみているか、ひと目でわかるでしょう。
別に、家族より自転車が大事だなんて思っていませんけどね。然し自転車を諦めるくらいの勢いで行こうとした方向に、新親族は約束どころか法律まで破ってついてきませんでしたからね。(元)新親族の総意の延長ってことにしときますよ、私が自転車を重視するのは。
安くてもプロユースにも使える、って1文が決め手でPWTです。台湾製。
縦振れ治しの文化や改造プライヤーの再定義、ピストとロードで振れ取りの焦点が前後逆になるってのまで考えを詰めたんで、居間のど真ん中に置いてプロを気取って良いでしょう。寂しい限りですが。
自転車倉庫と作業小屋塔が真ん中にあって、それを囲む庭があって、それを囲む建物があってそれが居住空間。なんて家をイメージできますねえ。
そんな変わった家、推理物の漫画に出てきそうですね(笑)。自転車愛好家殺人事件!雨の日に黒いカッパを着て作業場に入る犯人は複数人に目撃されていた!!なんてねー。
このよーに、タイヤを接着剤で貼り付けるまでに、実にさまざまな思惑や買い物やその為の仕事や我慢の日々などが駆け巡るわけです。これ、言わば都会者が出家して田舎に棲みつくみたいな過程です。クリンチャーは都会の象徴。チューブレスレディーは中間。チューブラーは田舎。
こんな様子を読めていたもんだから、振れ取りやタイヤ貼り付けを自前でやるのはできるだけ後回しにしてきたんですよね。できれば プレイヤーとして専念できる才覚を軸にプロ生活20年以上 とかやりたかった。羨ましいですよ。そういうプロ選手をやれている若者たちはほんと。
でも私も、苦労はしたけどここまで自転車考を詰めてこられたことは名誉やと思っとります。文化なんて、たとえ一部玄人の既知であったとしても、誰かが半生かけてやらなきゃ誰もやらないんですから。識字率の高い此の世に生まれたからには、やらなきゃね。此の世にまだ無い文化活動は。
昔囲炉裏。
今振れ取り胡座。
世界よ、平和で幸福たれ。
南無台王