こんにちは。
最近は自転車に見合う男、もしかしたらもとこに見合う男になるために、筋トレが主幹になっている rute5です。
約束は当然約束。法律も約束のうち。
たとえ誰か見知らぬ者が決めた法律でもまともなものなら、そして自身が直接交わした約束もまともなものなら、全力で守らねばというのが ボク→オレ→わしの 一貫性。
どちらを舐めてかかっても、わしと一緒になることはできないよ女の衆。
さて偉そうに男ぶった勢いで、早速タイトル回収します。
舌体幹をうまく固定ギアの現実に活用し、それなりの登り坂でも勢いなしのスタートからシッティングのまま、踏み込みで約 48km/hを出せた走りは、下り坂では左右逆転させ、引きつけ足で行いたい。
これ、バンクで、カントに接してやるとどうなるかなというのが、結構うすら考えても難しいので、先にバンクでの試走のほうが体験として来るかなと思っていましたが、肉体改造に集中していますでしょ。そろそろ強く考えなくてはなと。
えっとー…。
まずどこから考えよう…。
理想状態(平坦平面上の走行)ではなく、珍しくコーナリングから考えてみようかな。
カントの一番きついコーナリングでは、のへーと走ると2メートルほどでのへーとした勢いは削がれ、退避する動きとなります。
自転車の足元は頼りない接地面積ですから、86kgほどの 身体+車体 でそれだけ退避路に落とされる動きはまぁまぁ強いチカラですよね。
それでも、タイヤのすり減り具合をみても、コーナリングで内側のトラクションを活かせた経験はほとんどないようで、やはりガツッと走ったときの 遠心力 は、重心を外側に偏らせてしまうようです。
右に偏る重心に抗する重心移動のイメージのために、バンクを逆走する想像をしてみました。
なるほど心臓に負担がかかるために、あまり、やりたくない行為になるんですな。
逆に言えば、でもそれを通常の左回りでやれないと、寧ろ反力を受けるようにして心臓に負担がかかりますわ。
つまり、コーナリングでは、まず頭というよりは心臓、左胸や左脇などを退避路側にスライドさせなくてはなりません。
いま、一生懸命そのへんを左へとスライドさせるつもりでいましたら、得もしれぬ安心感がありました。こんなに静かで落ち着いた、リラックスできる空間や世界がこの世にあったのかぁ…、ってくらい。
ただ、見た目には全然スライドしてくれてませんね。
内力は全力でそうしようとしているのですが…。
舌体幹からしてスライドさせるためには、舌体幹の中腹あたりをのみ左へと、いわば、くの字にさせるイメージでしょうか。
気持ち良くてしばらく続けていました。
舌体幹で左へノックするのを考える前に、足もとを考えてみます。
左足の踏み込み以前に、右足の踏み込みと反力、つまり三角蹴り的なジャンプと、同時といえるサンの引っ掛けやクリップストラップの持ち上げが必要です。
左足の踏み込みのスイートスポットは若干早めに来るように角度反転すると思ったほうが良さそうです。
つまり、舌体幹としてはほぼその根っこ、腰の方から左下に振らねばなりません。鞭をふるうときに手元からその方向へ振る必要があるのと同じですね。
サッカーのヘディングシュートを思わされます。
システマへ持って行けたら持って行きたいですが、うまく重心を走行路に這わせるためには舌体幹もなかなか大変そうです。
左下へと振ってから、じわー〜っと左、左上へと舌体幹の基軸を反時計回りにもちあげて行かねばならんでしょう。このとき、前方を追うつもりでいたらおそらく遅れをとる。こないだのタイム計測で体感したことです。ストレッチでは追いかける気持ちは有効だけど、コーナリングでは追いかける気持ちよりも今その瞬間の体内重力処理に骨身を砕く必要があります。まあちょっと大げさな古い言い方ですけど、骨身を砕くって。
右足の腿上げ運動が必要そうです。ただ、重くなっても右に振られやすくなるので、若干有酸素化的な鍛え方にしておいて、太さは両脚でなるべく揃えるようにしておきたいですね。
さて、ここまで足もとや腰付近を考えたあとで舌体幹のノックを考えます。
曲がる角度づくりのために右足は大変器用で力強い瞬発性を要求されますが、鞭のような動きのさなか、舌先が遅れをとりがちな瞬きで、平坦平面(広義ではストレッチも含む)では許容され得るような、舌先をどうのという舌体幹の動きは、コーナリングでは許容できません。
ゆえにどうしても爽明ペダルとの協調を図りたければ、舌の根っこも舌先も、かなり特殊な構成になりそうです。
先ずは腰の方から。舌の根っこを考えてみましょう。これはできるだけオーバーに左下などに基軸を降ったのち、右に振ることはまずほとんど考えず、有効となり得る左への叩き(ノック)をどの有効労働時間に望むか。
狙い目は右の三角蹴り即引きつけ足から左へ傾くチカラをもらった瞬間でしょうか。
しかしこれ、ストラップがよほどタイトでなくては瞬きを望めません。たぶん、よほどタイトであっても自律的には望めない、できたら儲けもの、くらいの範囲と思えます。
では何処で。
なるべく事前に左足もとへと重力を集めておいて、後輪タイヤが横滑りした直後を狙ってそのとき有効である角度で叩くのが望ましいかと思います。ということはこれ、引きつけ足の可能性もあるんですよね。
右で言えば後方からで踏む2回、前方に居て引きつけ3回、左で言えば前方に居て踏む3回、後方からで引きつけ2回が有効角度等になるため、ストレッチでの常識とはねじれます。
つまり左にのみ着目するなら、できるだけ前方を攻めつつ、左5回ノックを心がけるべきということになりますね。
刹那に、できた回数やできなかった回数を厳しく自己審査して、ストレッチでの常識に戻す加速度変化を調整します。
もう、ゾーンどころの話じゃないですね。一般的な人間の反応速度・神経伝達速度を超えまくってます。
ただ、根っこから左下を契機にクランクひとまわりにつき5回叩くという心がけは、それまでの平和な舌先の2回叩きや3回叩きとは打って変わる動作ですから、いざコーナリング!という気持ちの切り替えには役立つかなと思います。
以上でコーナリングでの舌体幹を用いた叩き方が解りました。やはりかなり複雑でしたね。実際にそのときの成否を汲まねばならないのですから、練習のしがいもあるでしょう。
さあ、ストレッチは?と。
これが、実は、ほとんど考えなくて良いのです。
既に考えてある爽明ペダリングは、それだけで自転車の左右非対称性を解決するものではありません。なので、ストレッチにうすらついているカントで、ほとんどその解決を支持されているようなものなので、あまり考える必要がないのです。
強いて言えば左に叩くのは微妙に必要ない、くらいですかね。ほんと、微妙にですけど。
また、前でも後ろでもないような重心姿勢を取る場合、舌全体を反復横飛びさせるようであれば効果的かもしれないと言えるでしょうか。この場合、なるべく舌の根っこは広く丈夫でしなやかであることが望ましい。普段からコーナリングで舌の根っこをきっちり使えていれば、自然とそうなっていく'かもしれない'部分ですね。なんと言っても目に見えない生きた体内のことですから、そこはなんとも言い難い。
以上、舌体幹のバンクでの使い方、事前文化でしたー。
路上では下りの舌体幹の使い方を一度か二度失敗しているから、逆にバンクでは、思考先行は意外とうまく行くかもしれないと思っています。
バンクでどんな走りをしたいか。
最近のものを持ち込むのではなく、イメージだけでもなく、事前に文化して考えたのは、じつはこれが初めてかもしれません。
うまく行きますように。
ってか、うまく思い出せますように。
追伸、水飲み、追いつきました。
18:40南無奈良猛一牌