職業法律家たちから漏れ出る言葉に、
「いまの法律ではそうなっているんです。だからその法律を変えるという政治家に投票して、法律から変えるしかない」
というものがある。
騙されるな!
いまのこの日本国の平和憲法及び法律に不備はほとんどない。
あるとすれば憲法や法律に基づかぬ悪法(悪意のある手法)を法律だと言って憚らない職業法律家たちの思惑と、弱音と、無責任と、欺瞞と、そして国民たちの内の悪しきひとびとが行う法律破りである!
ときに公的人物たちは法的根拠がなくては身動きが取れないと言って法律改正にその動機を望む。
しかし昔から 善は急げ と言うように、それがほんとうに善行であるならば法的根拠など待つひつようもなくひとは動けるはずのものである。
彼ら 動けぬ と言って新たなる法的根拠を求める者たちは、大いなるものたちによって細分化された最先端でいたいだけ(かまってちゃん)なのであって、ほんとうは憲法がもともと保証しているはずのあらゆる善行への自由を大胆に用いる勇気がないだけなのである。
そういうかまってちゃんのために政治家を選ぶというのは勿論やるのはやればいい。ただ、それがすべてだと、それしかないのだと騙されてはいけない。
そういう臆病者たちが果たしてどうやって臆病者だと糾弾されずに賢者だと気取って生きるための時間稼ぎができるか?
そのツールこそが、
「政治家に投票して法律から変えるしかありません」
という発言なのだ。
法律はもう十二分に善人が活躍するための論拠を用意してある!
しかし法律をつぎつぎと破る悪人が暗躍してしまうがため、善人がその論拠すら無いものと騙される事態が生じている!
もう一度言う。
騙されるな!
オレは日本国憲法に善行のすべての論拠を見る者をこそ、賢者と認める。司法試験にパスしたからって賢者とは認めない。司法試験にパスしても速度違反するタクシーに乗っていて、運転手さん違法行為は辞めてください、なんなら警察呼びますよ?と言えない者がいたらそれはもう賢者でもなんでもないんだよ。
国 とは、政府のことだけではない。裁判所のことだけでも警察のことだけでもない。国民ひとりひとりの総合こそがほんとうの 国 なのだ。
もしも国民ひとりひとりの総合としての意味合いでなく 国 という言葉を使うものがいたらそいつは悪魔だと思うがいい!
もしもそのように 国 という言葉をつかう自分をみつけたら、呪われていると自覚するがいい!
そしてその呪いから脱出せよ!
呪いからの脱出は簡単だ。
騙されなければいいんだ!
あなたが悪人に騙されて 国 を悪者や未完成な者とみなせばみなすほど、そこに含まれる善なる者たちもあらいざらい悪者や未完成な者とみなされるハメになる。つまりそうなれば 国 は職業法律家たちが飯のタネに困らない事件の巣窟と化すわけであって、それはきっと全くあなたの望む方向性ではないはずだ!
いまの法律をすべて駆使して、あなたにバレるバレない関係なしに違法行為をまったくさせずに護れるものをこそ弁護士というのだし、それができる弁護士ならば 国 を相手に確かな訴訟すらできるだろう。
国 と敵対するのは 国 に資格を認められた者(作花知志など)に任せて、我々 国 はただひたすらに騙されずにいることで、彼が 国 に勝利する手助けができるのである。
法律は悪人や嘘吐きの味方など、決してしていない。
現在の法律に不備はほとんどない。
どんな完璧な法律も、結局破る者にとってみれば意味をなさないのであって、かといって、その破る者たちから言われて法律に不備があるのだなどと、アッチ向いてホイ!をされている場合ではない!!
負けてはいけない。騙されてはいけない。
嘘を吐かずに裁判に負けたあなたがいたとして、嘘を吐いて裁判に勝った馬鹿共がいたとして、オレは嘘を吐かなかったあなたの味方だ。つまり、謂わば裁判はまだ終わってはいないのだ。嘘を吐かずに騙されずに居続ける者たちと、嘘を吐こうが騙していきたいとする者たちと、決してその敵対関係は、どちらかがゼロになるまで終わらないのだ。
だから騙されてはいけない。
法律に不備は無い。
不備があるのは法律を破る者どもの心だ!!