熊と戦う侍の身になって考える。 日本刀で暑い脂肪や骨肉の熊のクビなり、腕なりを切り落とすには。 引きつけて引きつけて、なるべく引きつけて刃渡りをすばやく滑らせ深く切る。 その際、地形、足元、熊の動勢、攻撃、そのすべての集約として熊の動線に袈裟斬りを。花のような鍔もなく、しかし、指を守る西洋ふうの鍔はつけて、爪や牙に指を切られぬようにして、構えは高めで、さあ、軸足は踏ん張り、残りの足は後じさりするような、掻く様な滑るような駆けるような。 これが、何か自転車に関係あるかと。 たぶん大アリだが、今夜は、眠る。