北の国から天鳳 -9ページ目

北の国から天鳳

自分の打ち方を確立させるためのブログです。自分のミス、考えを人に見てもらい自分の恥部を晒すブログです(意味深)

前回の記事で一週間に最低でも一冊は読み

レビューを書くと宣言しました。

なんとかギリギリ間に合いました。

 

さて初めての本のレビューは


眠れなくなるほど面白い糖質の話

 

について書きました。






唐突ですが
みなさん、太る原因は何だと思いますか?


カロリーの摂りすぎだろ!


と食い気味にツッコミが入りそうな質問です。

ダイエットの知識や経験したことある人だと

「カロリー高い物を摂りすぎてる」

とより詳しい答えが返ってきそうですね。



太る原因はカロリー高い物

実はこの考え
1970年代医学先進国のアメリカが
間違った結論が常識として根付いてしまったそうです。


元々、肥満の原因が
糖質か? 脂質か?

と議論が交わされてましたが

脂肪なんだからカロリー制限が必要


という結論に至りました。

※ちなみに
糖質1gあたり 4カロリー
脂質は1gあたり9カロリー



その結果、糖質の影響が無視され、
炭水化物をたくさん食べた人たちの
肥満、更に糖尿病の患者が増えてしまったそうです。



そのため、アメリカの医学会は
間違いを正し、現在は

 

 

糖質こそ

肥満と糖尿病の原因

と発表したそうです。



結局、

痩せるためには

脂質制限と

糖質制限

どっちがいいの?
 

 

って気になりますよね。


結論から言うと

 


糖質を制限する方が痩せます。


糖質を摂取すると、
消化、吸収された際に血中に
ブドウ糖 と呼ばれるものができます。

このブドウ糖が酸素とくっつくことで
エネルギーを生み出します。


そして一定以上摂取すると
インスリンというホルモンが分泌

インスリンの
大まかな働きとしては

  • ・筋肉・肝臓へ取り込む、貯蓄する
  • (グリコーゲンと呼ばれるもの)
  • ・血糖値を下げる
  • ・脂肪としてため込む。



ぱっと見て太る要素があります。
そうそれが

脂肪としてため込む。


糖質の摂りすぎが太る原因と聞いたら
食事の仕方が変わりそうですね。


そして糖質摂りすぎの一番怖い所は

糖尿病を発症することです。



そもそも糖尿病ってなに?

通常は糖質を摂ると、

血糖値を下げるインスリンが分泌されますが、
糖尿病を患うと、

このインスリンが正常に分泌されず、
血糖値が下がらない状態に陥ります。



そうなるとどうなると思いますか?
 

  • 糖尿病網膜症(失明)
  • 糖尿病神経障害 (足切断)
  • 糖尿病腎症(尿からによるたんぱく質放出で体に様々な悪影響)


が有名な症状です。

その他にも

がん、心筋梗塞、脳卒中などもあげられます。


糖尿病自体に死亡の危険性はそれほどありませんが、
真に恐ろしいのは合併症です。

数年前の日本の厚生労働省によると
男性の約19%
女性の約9%は


糖尿病が強く疑われているそうです。


本には書いてありませんでしたが、
男性に比べて女性の方が糖尿病の割合低い理由が
女性ホルモンのエストロゲンの働きがあるからそうです。

このエストロゲンというのは


血糖値を下げるインスリンの働きを

強める作用があります。
 

  • 他にも皮下脂肪増やす事で
  • 女性らしい体をつくる。
  • 食欲を抑える作用。


などなどあります。

しかし女性ホルモンは40代以降徐々に減少していくため、
糖尿病にかかるリスクが高まります。
そのため、健康面により気を付ける必要があります。




炭水化物を食べなくても平気?

さて、糖質摂取のデメリットばかりご紹介しましたが


「でも脳や身体のエネルギーになるのは

ブドウ糖だから、
摂らなきゃ悪影響出るじゃん?」



と疑問を抱いた方がいると思います。

実はとらなくても問題はないと書かれています。

肝臓や筋肉にはグリコーゲンという
糖質が蓄えられています。

血中の糖質がなくなると、
ここから分解して血中にブドウ糖を出します。
更に、この分がなくなると中性脂肪が
分解されブドウ糖に変換されます。

ただし、痩せすぎている方は

体内でブドウ糖作る術がないため、

糖質をまったく摂らないというのも

危険です。

 

 

糖質中毒に注意。


意外と思われるかもしれませんが、
糖質には麻薬と同等の依存性があります。

糖質を取って血糖値が上昇すると、
※ドーパミンやセロトニンが放出され
脳が快楽を得てハイになります。

※幸せホルモンと呼ばれています。

快楽を得ると聞くと脳や身体に良さそうですが、
問題なのは
身体が糖質を必要としていない状態でも
脳が快楽得るために 糖質を摂れ

と指令を出してしまうそうです。


食後のデザートは別腹
という言葉がありますが、
それがいい例ですね。



食後眠くなる原因


お昼ご飯食べた後、眠気が襲ってくる

そんな経験ございませんか?

実はその症状、

糖質が大きく関わってきます。


ご飯など糖質(炭水化物)を

摂取すると血糖値が上がります。


血糖値というのは

血中にあるブドウ糖(グルコース)の濃度を

数値した事をいいます。

ある程度ブドウ糖が増えるとこの血糖値を下げようと
インスリンが分泌されます。


インスリン出る事自体は正常なのですが、

問題は急激に血糖値があがった場合
過剰にインスリンが分泌され、

一気に血糖値が落ち、一時的に低血糖に陥ります。

これが眠気が襲ってくる原因です。

更に倦怠感やイライラを招くこともあります。


血糖値の上昇を抑えるためのコツとしては


・食事をする時、先に野菜など
食物繊維が多く含まれているものを食べる

ただし、じゃがいもや玉ねぎは
野菜の中でも糖質が多く含まれているので、
食べ過ぎは注意です。

・ご飯など炭水化物を含む物の食事量を減らし
魚や肉などを多く食べる。

・一回の食事量を減らし、分割して食べる
※一日の食事総量を変えないのがポイント。



以上でざっくりとしたレビュー内容で紹介しました。

 

他にも

 

  • 糖質を摂ると老ける
  • ジュースを摂るデメリット
  • チョコレート食べたければカカオ70%以上
  • 食べ物の糖質の一覧表。

 

 

などなどここで紹介できなかった、

内容がたくさんあります。

 

個人の感想ですが、

僕も以前から糖質制限を行っており、

体調が著しく良くなり、

それに伴って集中力、記憶力も向上し

仕事、勉強などのパフォーマンスが上がりました。

 

 

ご興味があれば是非やってみてください♪

 

答えれる範囲で良ければ

何か不明な点があれば、

聞いてください♪

 

では今回はここまでです。