戦慄・闘争編 | 北の国から天鳳

北の国から天鳳

自分の打ち方を確立させるためのブログです。自分のミス、考えを人に見てもらい自分の恥部を晒すブログです(意味深)

1部 戦慄・視線編

2部 戦慄・和解編

 

※この話は実体験です

2部の続きで今作がラストとなります。

 

 

 

 

前回、窓から見てくる2階の住人の女性

略して 窓見女と対峙しました。

 

ちょっと不気味さはあったものの

特に何のトラブルもなく、窓から見てくる事もなく

しばらくは平穏な日々を過ごしてました。

 

当時、家での不満が

窓から見られてくる事だけだったので

それが解消された今では

最高にベストな環境。

 

 

オレはこんなにも気軽に

休日出かけれることが

嬉しいことはなかった。

準備をし外出すると

 

 

 

 

 

ガラガラッ

 

と二階の窓が開き俺を真顔で見てくる

窓見女。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オレ

(え・・・・なんで・・・?)

 

もう見られることはなかったと思っていたので

動揺が隠せなかった。

 

確かに、除雪する時全てを手伝えてたわけじゃない

けど可能な限りは極力

除雪していたつもりだったのに・・・

 

 

それから

夜にオレ1人で除雪する度に

 

窓を開け喋りかけてくるようになる。

 

 

窓見女

「ちゃんとやれよ」

 

 

イライラが止まらなかった。

そもそもオレやらなくていい筈なのに。

しかし、こいつが1人で

除雪やってたのもまた事実。

 

オレは特に返事もせず黙々と作業を続ける。

除雪の進行具合を確認すると

窓を閉め部屋に戻る窓見女。

 

 

 

それからしばらく続く

 

窓見女

「しっかりやれよ」

 

 

窓見女

「綺麗にやれよ」

 

 

いつまでこれを我慢すればいいんだろう

 

 

あるときの事だった

 

いつものように夜除雪をしていると、

 

窓見女が窓を開ける。

ただいつもと違うのは

赤ちゃんを抱っこしていた

 

そして赤ちゃんに向かってこう喋った

 

 

 

 

窓見女

「ねぇ、ママいっつも1人で

除雪してるんだよー

大変なんだからねー。

偉いでしょ」

 

 

と間接的にオレへの嫌味。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もう無理だ

 

 

 

 

オレは窓見女に顔を向け喋る

 

 

 

オレ

「あの、僕車庫借りてないんで、

除雪する必要ないんですよね」

 

 

 

 

 

 

 

窓見女

「別に頼んでねえじゃん」

 

 

 

 

 

 

 

 

オレ

「あっそう。

んじゃあとよろしく」

 

 

と中途半端なまま除雪を切り上げ、

家に帰ろうとすると

 

 

窓見女

「は?お前ちゃんと

最後まで除雪やれや」

 

 

 

オレ

「誰にも頼まれてないんで

やめるの勝手でしょ。

そもそも除雪はあんたの仕事なんだろ?」

 

 

窓見女

「お前協調性ねえな」

 

 

オレ

「その言葉そっくり

そのまま返すわ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

窓見女

「死ね!クソ男!」

 

盛ってると思われるかも知れませんが

本当に言われましたからねこれ。

職場でこの事を言ったら、

ネタで一時期クソ男と呼ばれるようになりました。

 

 

 

話は戻りますが

そう言い放った直後に僕と入れ違えるように

自ら除雪作業を開始してました。

ただこの時・・・

 

 

 

 

「ふざけんなよ!!」

 

「死ね!!!」

 

って大声で叫んでました。

 

窓見女1人しかいないんですよ?

しかも声量が僕の部屋の前まで

聞こえるぐらいの大きさ。

本当にキチガイだなと心底思ったよ。

 

それから僕は除雪する際

わざと窓見女のところだけ雪を残して

他だけを綺麗にやるという

嫌味と敵意を表しました。

 

それを見る度に窓見女が

叫ぶ、奇声を発する

そんな流れです。

 

 

 

また次の休日のことです。

僕は遊びに出かけようとすると

窓見女が除雪をしている

 

 

窓見女

「女1人に除雪やらすとかあり得ねえな」

 

 

オレ

「独り言なのかオレに言ってんのか

知らんけど除雪よろしく。」

 

 

と挑発するように言い

立ち去ろうとする俺だが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

窓見女

「おい」

 

 

振り返るオレ

相手の顔を見ると

 

 

 

目がイッてた

 

 

 

しかも片手には

 

 

 

鉄製のスコップ

オレ殺される

 

そう悟り逃げたかったが、足元が悪くて

上手く走れるかどうか・・・

追いつかれると後ろから殴られる・・・

立ち尽くしている中、

窓見女が迫ってくる距離にすると

多分、4~5mしかない

 

もう覚悟するしかない・・・

と決心したところに

 

 

 

クラクションの音が鳴る

 

 

車が自分らの前を割るように通行する。

 

 

この隙を見て全速力で走る。

 

それを見た窓見女が

 

 

 

 

 

窓見女

「○%×$☆♭#▲!※」

 

言葉になってないが

大声、奇声で叫んでる。

 

その場はなんとか逃げ切り、

大事には至らなかった。

 

 

それから窓見女には対峙しないように

充分に警戒してやり過ごした。

 

そこから何事もなく

雪がとけ春がやってきたと同時に

窓見女が引っ越した。

 

 

 

特にオチはありませんでしたが、

中々の畏怖を覚えました。

隣人、近所トラブルは

これからも体験するかもしれませんが

上手く付き合えるなら付き合いたいものです。

 

 

以上で3部に渡る戦慄を終わりとします。

 

最後まで付き合っていただき

ありがとうございました♪