行雲斎のひとりごと -13ページ目

スパイス

苦くもあり辛くもあり

たまに甘く香ばしい


人生なんてものはどんな香料よりも奥深い

答え

答えなどない


それは如何に自分が納得してゆくかどうかの問題なのだ

生きること

生きる目的が見つからないと人は言う


そうであろう

生きるということは生きること自体が目的なのだから


ただ一生懸命に生きることだけを考えてゆればよい

一生懸命生きてゆけば

後にいい人生だったと気付くだろう

初めの一歩

好機というのは誰かが与えてくれるものではない

自分でつくるものなのだ


待っていては時間だけが食い潰されてゆく


自分はこれでよいとまだ時機ではないと意固地を張って

せっかくの機会を逃してはそれは後の祭り

誰も救ってはくれないのだよ


まずは自分で出来ることから始めてはいかがだろう

一歩踏み出さなければ何も始まらないのだから

骨を折る

折れば折るほど太くなる

野太く強く骨のある

そんな人間になるとよい

世の常

追えば追うほど獲物は逃げ

求めれば求めるほど狂おしくなり

待てども待てども待ち人は来ず


一度悪い流れに填まってしまうとなかなか抜け出ることは難しい

だが意識しなけりゃ意外と上手くゆく

東風吹けば春が来る

木枯らし吹けば冬が来る

時として初夏に雹を降らせ、時として秋に陽気を導く


人の世が移り変わろうとも

風は時代に関係なく

淡々と気まぐれに幾年も季節を運び続ける


ひとりぼっち

何を嘆く

何を悲しむ


お前だけではない

どんなに孤独を紛らす生き方をしても、最期は皆独りなのだよ

若葉

若さとは生きとし生けるもの全てに与えられた財産であろう


多くの者がその価値に気付かず若さを費やし

多くの者が過ぎ去りし頃にその価値に気付く



鬼というものは物の怪の類ではなく

鬼というものは死せる者の怨念ではなく


鬼というものは人に巣食う臆病な心が生み出す化け物なり